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日々の出来事を徒然なるままに
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どうもお久しぶりです。湊です。

近況報告の代わりに現在鋭意制作中のケイドワ連中の画像を上げたいと思います。

ケイドワ達と出逢ったのは今から3年ほど前。ヘルキャノンのクルー達でした。最初は悪いドワーフなんだろうなーと漠然と考えていて、渾沌の一員というイメージしかありませんでした。
しかし、RoRでRmanさんのお作りになったケイオスドワーフ達を拝見した時に、雷で撃たれるほどの衝撃を受け「何これ無茶苦茶素晴らしい!」とすっかりコミカルで憎めない悪く愉快なドワーフ達の虜になってしまいました。

その後は一部(主にフェル)が知っているように、ケイドワ愛故の奇行を連発。まだ絶版になっていないブラッドボウルのケイドワ勢をFB用に改造しようと試みたり(結局やらなかった)、カザドールのミニチュアがケイドワの髭と似ているからとケイドワ化しようとしたり(こっちはやりかけた)、事あるごとに「ケイドワ復活したら真っ先に揃えちゃうよ!?エンパイアとかドワーフとか押しのけちゃうよ!?」が口癖になっていました。
・・・・・・今思うと、当時の俺は思いっきり空回ってます(汗)。

実は7版時代は巻末に、ケイドワの簡易ロスターみたいなものが後ろの方にあったんですよね。で、そのロスターの下に小さく『ケイオスドワーフのアーミーブックはまだ出ていないけれど、出るかもしれないので楽しみにしていてくれ!』的な事が書いてあって、ものすごく楽しみにしていました。いやもう、もの凄く。

が。
時は流れ、8版。新しいルールブックの後ろに付いた簡易ロスターからは、綺麗に削除。泣き崩れる俺。8版になって一番ショッキングだったのは大部隊ルールでも魔法合戦でもなく、ケイドワが簡易ロスターから消えた事だったのです。

だが、神は俺を見捨てなかった!
去年の丁度今頃(だったと思う)、Forge Worldでネオケイオスドワーフのリリースが開始。しかも同盟軍としてイーサン軍(WoC)に入れることが出来る。喜びのあまりフェルに深夜に電話を掛け、心底迷惑がられる(ごめんなさい)。

・・・・・・しかし、このネオケイオスドワーフ、旧ケイオスドワーフと決定的に何かが違った。
それは帽子のデザイン。旧ケイオスドワーフは装飾煌びやかな長帽子を被っているのだが、ネオケイオスドワーフはヘルキャノンクルーと同じようなデザインの顔の隠れたヘルム。時代に合わせたのでしょうが、自分としては長帽子の方が嬉しい。あのコミカルな感じが気に入って、ケイオスドワーフが好きになったんだから。
まあ、こいつらは通常トループだしキャラクターは長帽子だろうと思っていたけれど、

・・・・・・数ヶ月後にリリースされたキャラクター達は、(一部を除いて)長帽子をスパンッと斬ったような短い帽子。むせび泣く俺。

ここで、湊のケイドワ増強計画は終わったように思えた。

だがしかし、その数ヶ月後にそーっと、こっそりForgeにオーダー。やっぱ欲しかったんですよ、ケイドワが!ケイドワだから!!
でも散々文句を言った手前、始めたとは言い出せず取りあえず保留。ある日うっかりフェルに電話で「ケイドワ揃えちゃいました」と言ったら、一拍間があって「ああ、君ならいつかやると思っていたよ・・・」というお言葉を頂きました。

とまあ、このように。
・・・・・・紆余曲折を経て、同盟軍製作が始まったのです。

トループパーツ






トループであるインフェルナルガード1体のパーツの内訳は、こんな感じ。装備はファイアグレイヴを選択してあります。これをぬるま湯(風呂用洗剤in)で満たされたバケツの中に放り込み、歯ブラシ使って洗浄。このパーツゴシゴシ、自分はかなり好きな工程です。

パーツ加工






キットはレジン100%なので、プラ用接着剤は使えません。瞬間接着剤で接着するのが好ましいのですが、強度に若干の問題があるので接着する前にパーツ内に1.0mmの真鍮線を通します。キャラクターならいいのですが、トループなので30体分。ドリルでゴリゴリ。心が折れそうになる。

組み上がり・・・?






なんとか30体分完成。しかし画像をよく見ると、瞬間接着剤によるヒケが出来ている。細かい物は見なかったことにして、やばそうな物をサンドペーパーでゴリゴリ。しかしその数実に10数体。心が折れそうになる。

・・・・・・というか、折れた。
オールレジン、それを30体一気組みは流石にレジン初心者には難しい。無謀すぎた。
他にもアンダーコート後に発見される大穴などが大量に発見され、振り出しに戻り、現在製作中断中。

そこで、
気分転換もかねて、残りのキャラクターを製作しました。

ケイドワキャラクター2






ゲラスに続く、ソーサラーその2。ちょっと見た目的にゲラスが偉くなりすぎて、ディーモン・スミスというよりソーサラー・プロシュートっぽくなってしまったので、地味なディーモン・スミスをコンセプトに組み立てました。
なので、基本は元ミニチュアそのまま。唯一の変更点は、持っていた得物をハンマーからインフェルナルガードのチャンピオンが持っていたピストルにしたこと。背負ってるものが非常にメカメカしいので、こっちの方が似合うかなと考えての変更です。
コイツは唯一キャラクターの中で元から長帽子なので、かなり気に入っています。

ケイドワヒーロー






殴るケイドワヒーロー、インフェルナル・キャステレンは現在リリースされておらず、ゲームで使用するなら自分で誂えなければなりません。そこで、ディーモンスミス最後の1体をインフェルナル・キャステレンを素体としてコンバージョンしました。
こいつもゲラス同様長帽子がなかったので、グリーンスタッフで製作。作り方はゲラスと一緒。同じだとつまらないのでRoRにあるケイドワキャラクターを参考に、帽子に装飾品を追加しました。おかげでゲラスよりも偉そうになってしまった。ヒーローなのに(現在のケイドワロスターであるタマ様本では、ケイドワロードキャラクター2体ともソーサラー)。
手に持っている首は最初どう見てもケイドワだったので、味方の生首かと思って「味方にも容赦ねぇな・・・この人」と思っていたのですが、よく見ると石像っぽい。しかしケイドワは魔法に失敗すると石になる性質があるので、もしかすると元ケイドワの石像かもしれない。術的な物か、自分への戒めか、友人だったのか、それは今後設定していく予定。
武装はインフェルナルガードと同じく、ファイアグレイブ。このファイアグレイブはフリント部分が掛けてしまっていた為、真鍮線を曲げてフリントっぽくしています。


・・・・・・というわけで、近況報告代わりの製作途中のミニチュアお披露目でした。
写真が無かった為載せなかったけれど、ケイドワキャラクター二体は完成。インフェルナルガードの皆さんは年内完成を目指す予定。早く戦場に出してやりたい!

それではまた次回!!
 
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どうも非常にお久しぶりにございます。湊です。
前回のブログでお伝えしたとおり、箱根で行われたFB6000ポイント同盟戦のバトレポをお送りします。間が空きすぎて申し訳ありません・・・・・・

なんというか予想以上にレポート量が多いので、序章以外は分割しました。レポートを読む場合は、“つづきはこちら”をクリックして下さい。また、写真をクリックすると大きな写真が見られます。
ちなみにバトル形式は“1、正面決戦”となります。


最果て山脈から流れ込む二つの流れ、“アベル渓流”と“青ざめの流れ”が合流するハーフリング達が暮らす地、ムート自治区。かつて“肥満帝”ルートウィヒが『腹立ち紛れ』にこの土地をハーフリング達に与えたと伝えられ、帝国臣民達の間でもしばしばムートを州の一つであることに不快感を覚える者達が居るが、ムートの長老であるヒスメ・ストウトハートは選帝権を持つ偉大なる選帝侯の一人であり、ムート自治区が帝国の州である事は揺るがぬ事実である。

半年前にスタール河で起きた異変とそれに伴う渾沌と調和の大規模な戦闘は、たまたまスターランドへ逗留中であったムート自治区に住まうハーフリングの書記官ピピン・ホイップス氏によって書簡に纏まられ、長老の元へと届けられた。書簡に目を通した長老はすぐさま早馬を用意させ、書簡を帝都アルトドルフへ送り、迫り来る渾沌の脅威を警鐘した。その書簡は同じくスタール河での異変を書き記したスターランドの書簡が届くよりも3日も速かったが、ハーフリング独自の言語で書かれていた為、翻訳に手間と時間が掛かり、大臣達の元に届いたのは書簡が帝都に到着してから二週間経った頃合いであった。スターランドからの書簡には周辺地域で起こったリザードマンによる悪行の数々が記されたものであり、渾沌の脅威についてはあまり触れられてはいなかった。もしピピン書記官の記した書簡が大臣達の元に届くのがもう少し速かったならば、大臣達もまた別の決定を下しただろう。この2週間の遅れが、今回の大規模な戦乱で帝国を後手に回らせたのである。


今や帝国内の世論は同胞を鏖殺した憎きリザードマンに血の粛清を与える事に傾いており、その他の脅威などには目も暮れないでいた。白狼騎士団や太陽騎士団、金豹騎士団などの精鋭騎士団達は皇帝カールフランツが政治的手腕を用いて何とか帝都内に留めたものの、大部分の騎士団と州兵はリザードマン討伐に向けられた。カールフランツ親衛隊である帝国近衛騎士団と精鋭騎士団だけでは、とても迫り来る渾沌に太刀打ちする事は出来ない。圧倒的に兵数が足りないのだ。しかもその少ない兵数も、リザードマンとの戦闘が激化するにつれ、さらに減っていく。


帝国は帝国領土内に入り込んだリザードマン達の粛正に、あまりにも兵を裂きすぎてしまった。それが過ちである事に気付いたのは、全てが終わってからである・・・・・・



ムート自治区から南下すること100マイルの地点に、カラク=ヴォルンとドワーフが呼ぶ彼らの要塞都市跡がある。今はかつての栄華を示す殆どの物は瓦解し見る影もなくなった打ち棄てられし都市跡であるが、かつては採掘されたグロムリル鉱によって潤う豊かな都市であった。

帝国歴前1190年“赤きたてがみ”カドリンが地下遺跡から醜悪なるスケイブン達を駆逐し、その功績を称えられ、遺跡内部に存在したグロムリル鉱の豊かな鉱脈を採掘する勅許を至高王から得たことによって、カラク=ヴォルンは非常に豊かな都市へと発展した。しかしその栄華も長くは続かず、帝国歴前1136年カドリンがオーク達によって惨殺された事に端を発し、カラク=ヴォルンに住まうドワーフ達は衰退の一途をたどり、ついにはスケイブンらに再び占領されてしまった。


ドワーフ達は知らず、また知っていても興味の無い事柄であったが、カラク=ヴォルンの地下深くには巨大なワープストーンが眠っており、彼らのカラク=ヴォルン“奪還”はその巨大なワープストーン発掘のための足がかりであったのだ。しかし現在に至るまで巨大なワープストーンの破片は時折発見されるが、本体は未だに見つかって折らず、スケイブンの氏族らは互いに互いを出し抜きながら、カラク=ヴォルンの巨大ワープストーン発掘に全力を尽くしている。グレイシーアのイルキルシュに不死者殲滅という命を与え評議会が彼をカラク=ヴォルンへ送り出したのもその一環である。カラク=ヴォルンには未だに怨嗟の声をまき散らす不死者となったドワーフらが跋扈しており、彼らの駆逐には不死者との戦いに精通しているイルキルシュが適任だと判断された結果であった。
もっとも、イルキルシュはおろか評議会さえもカラク=ヴォルンに想像を絶する程の大勢の不死者が集うことなどまったく予想をしていなかったのだが・・・・・・


カラク=ヴォルン跡地から東に10マイルほどの地点に“影の湖”と呼ばれる湖が存在する。ドワーフ語で『黒い水』を意味するヴァルン=ドラズと呼ばれるその湖は、畔で貴重なグロムリル鉱が取れることで有名であり、それの採掘と守護の為ズァルフバルなどの堅牢な要塞都市や砦町が築かれていた。その砦町の大半に火の手が上がり、要塞都市ズァルフバルは城門を固く閉ざしている。

それらは全てケイオスロード“狂王”イーサン・ドミナートゥス率いる渾沌軍の仕業であった。しかしイーサンは畔の採掘場には目も暮れず、大勢の船を用意させ影の湖に漕ぎ出でた。

影の湖には一つの伝説があった。“赤きたてがみ”カドリンが果てる最期の時、敵の手に渡らぬようにと愛用のルーンハンマーを影の湖に放ったという伝説だ。過去多くの者達がその伝説のルーンハンマーを求め影の湖中を探し回ったが、発見するには至ってはおらず、ルーンハンマーは失われたか、そもそも伝説そのものが偽りであったのではないかという声が多い。しかし伝説は真であり、ルーンハンマーも決して失われてはいなかった。ケイオスドワーフのソーサラー・プロシュート“雄牛の瞳”アルデバランが開発した“泥中さえも見通す装置”によって影の湖の水底が暴かれ、カドリンのルーンハンマーは再び歴史の表舞台に姿を現したのである。

永い時を水底で過ごしていたにも関わらず、引き上げられたカドリンのルーンハンマーは劣化せず当時の姿のままであった。アルデアバランは部下を率いて焼き払った砦町の工房でカドリンのルーンハンマーを邪悪な技術を用いて鍛え直し、未だ輝きが衰えぬルーンの上からケイオスドワーフの冒涜的なルーンを刻み込んだ。赤々と熱を帯びたかつてカドリンのルーンハンマーであったそれをドワーフの血で冷まし、イーサンの新たなる得物へと生まれ変わらせた。イーサンは出来上がった得物に満足すると、己の軍を東のカラク=ヴォルンへと向ける。得物の代金を支払うためだ。ケイオスドワーフが求める報酬は金品だけではない。アルデバランが欲したのはカラク=ヴォルンの鉱山跡に乱立する巨石群。その巨石らには非業の死を遂げたカドリンの妄執じみた怨嗟の念が染み込んでおり、周囲の者達に容赦の無い敵意を向けるという。それを一体何に使うかはイーサンは分からない。イーサンは召喚したディスク・オブ・ティーンチに飛び乗ると、自ら先陣を切ってカラク=ヴォルンを目指した。


ストリゴイ・グールキングのザトラはラーミアとカーシュタイン一族に激しい憎悪を抱き、己と己の一族が受けた数々の屈辱を晴らすべく終わることのない旅を続けている。

彼はその旅路で失われしかつての栄華を取り戻す為、強靱な力と魂を持つ不死者を己の軍勢に迎え入れるべく集める旅を続けていた。その折、独立商港のマリエンブルクから続く悪名高き旧街道を南下する彼の耳に、カラク=ヴォルンの噂が流れ込んできた。曰く、廃墟と化したカラク=ヴォルンには、モールスリーブの影響を受けて未だ安寧を得られぬドワーフたちが不死者となって彷徨い続けているというのだ。屈強な戦士である彼らを支配下に置けば、己の軍勢はさらに強大な物と化し、復讐の悲願を達することが出来る。ザトラは残忍な笑みを浮かべて己の軍をカラク=ヴォルンへと向かわせた。


アラビィの大砂漠の外れにある赤砂漠の王“紅舞王”ソカル=アトゥム。彼の紅く吹き荒ぶ砂塵の中にて縦横無尽に剣を振るうその姿は、見た者にまるで舞を舞っているように錯覚させる。

生前、かのセトラ王とも何度も刃を交えた彼は、復活後セトラに変わる新たなる好敵手を求めて赤砂漠を旅立ち長い放浪の旅を続けていた。しかし旅を続けど彼の眼鏡に適う者は現れず、彼と敵対したその全ての者達が灰燼に帰した。興醒めし、故郷である赤砂漠への帰還を考えてきた彼の元に、末の王子が一族の秘宝を奪われた報が這入る。新たなる強敵の出現に心躍らせた彼は配下や王子達を各地に放ち、秘宝を奪った者を探し求めていた。しかし悲報を奪った者らと王子らが刃を交えることはあれど、ソカル自身が刃を交える事は無く、それはソカルにとって何よりも歯がゆかった。

好敵手を求めてむくろ川に沿って北へ遠征するソカルの一団。黒火峠から眼下を眺めると、北から不死者の大軍、東から渾沌の軍勢、それぞれが廃墟と化したカラク=ヴォルンを目指していた。血を滾らせる大規模な戦が始まる・・・・・・そう直感したソガルは、自らが駆るチャリオットを操りその場にいた誰よりも速く、一気に峠を駆けていく。
目指すはカラク=ヴォルン。果たしてその地に、彼の眼鏡に適う者は居るのだろうか・・・・・・
とてもものすごくお久しぶりです。湊です。

2泊3日で、普段ウォーハンマーFBを遊んでいる方々と一緒に箱根に行ってきました。
芦ノ湖!箱根!!ウォーハンマー!!!







MDD発足当時から、温泉入りながら日がな一日ゲームしていたいねぇと皆々様と話していましたが、なかなか予定が合わずほとんど絵空事となっていましたが、ついに今年それが実現できました。

以下、遡ること2ヶ月前、深夜にフェルから掛かってきた電話での出来事(注:音声は脚色されています)。


フェル「湊さんや、次のゲームどうします?」
湊「そうですねぇ、せっかくみんな3000ポイント越えたんだから、同盟5000越えの大規模戦やってみたいですねー(6000と言いたかったけれど、とりあえず控えめなポイントを打診)」
フェル「1ゲーム1日かかるじゃん!泊まりなきゃ無理無理!!」
湊「ですよねぇ・・・大規模戦やるとなるとまた公民館を借りてやるしかなさそうですね・・・・・・」
フェル「いやいや!そもそもゲームの長さ的に無理って話だから!!何勝手に5000以上でバトること前提に話してんのさ!」
湊「いや、普段同盟戦で4000同士で戦ってるんだから大丈夫かなって・・・・・・あ、やっぱダメ?」
フェル「当たり前でしょうが!泊まりなきゃ、時間的に無理!!1日は24時間しかないんだよ?!」
湊「泊まりか・・・大規模戦出来るならそれもいいなあ・・・・・・(眠気で意識が朦朧中)」
フェル「マジで泊まりやっちゃう?」
湊「え?いいの?やっちゃう?(深夜の妙なテンション)」
フェル「今からなら、夏休みの宿取れるかもしれないよ?やっちゃいます?」
湊「おおそれはありがたい!やっちゃいますか!!(眠気をすっ飛ばすハイテンション)」


・・・と、とんとん拍子に話が進んでいき、ついに決行と相成った訳であります。

2泊3日温泉に浸かりながら、美味しいご飯を食べて、ひたすらゲームをしよう!がこの旅行のコンセプト。1日中ゲームが出来る!うっひょー!!と行く前からテンション高めで旅行の準備。普段遊ぶ所と違って、テレインや着替えも持って行かなきゃいけないので、ミニチュアケースと併せてかなりの大荷物になりました。ちなみにミニチュアケース、迎えに来て下さったホテルの方に楽器ケースと間違えられました。確かにあの大きなケースに、小さなミニチュアが単純計算216体ぎっしり入っているとは普通の人は思わないですよね・・・・・・


-1日目-

1500バトル!





部屋に付いた早々、温泉に浸かってから間髪入れずにゲーム開始!
まずは夕食前に、ということでプレイマットを広げて1500ポイント戦を行いました。自分は北(トカゲ)さんの新アーミーネズミ人間のスケイブンとバトル。1ターン目にウォーシュラインの効果で“神々の御力はここにあり!”がティーンチ神の加護をうけたケイオスウォーリアーに備わり、『鋼鉄の意志』と『ワードセーヴィング3』の超絶に硬いケイオスウォーリアーが誕生しました。この甲斐あって、このバトルはWoC側の勝利!連敗を食い止めました!!(笑)8版になってから我が軍のケイオスウォーリアーが活躍したのは始めてかもしれない・・・・・・
普段は机の上でゲームをしているので、こうやって畳の上でバトルをするのは凄く新鮮でした。

4000同盟戦!





美味しい夕飯を食べてお腹もふくれた後に、2戦目!
今回は2000ポイントを出し合って遊ぶ同盟戦を行いました。自分はイーサンを引っさげ、北(トカゲ)さんと同盟を結び、スケイブン&WoCで不浄の限りを尽くそうと思います!!

モーティスエンジン出撃!





ヴァンパイアカウントの新兵器、モーティスエンジンが出撃しました!
格好いいですね!そして、その能力は凶悪の一言!!

4000同盟戦風景





同盟戦の俯瞰図です。
このバトルは、ヴァンパイアカウントの新戦力クリプトホラーとヴァルガイストが大活躍しました。ヴァルガイストは飛行でこちら側のウォーマシンを撹乱。クリプトホラーは耐5もさることながら、再生能力(5)がタフで非常に倒すのが大変そうでした。トゥームガードから大規模スケルトン・ウォーリアーに変更したフェルの軍勢も凶悪にタフで、じりじりとこちらの戦力が削られていき、バトルはヴァンパイアカウント&トゥームキング側の完全勝利となりました。

途中バトルを中断して、温泉に浸かりながらの作戦タイム。これはこういう時にしか出来ない贅沢なシチュエーションです。

ちなみに散々な結果ばかりだった“狂王”イーサンですが、先日購入したイーサンダイスが効力を発揮したのか、意外とヒットロールに成功して地味にがんばってくれました。よかったな、イーサン!


-2日目-

花火!!






花火2!!





しばし休戦。
バトルの合間を縫って、花火大会に参加。連続して2000発もの花火を打ち上げる花火は圧巻の一言。
後半は少し煙に陰って花火が見にくくなってしまいましたが、それでも非常に綺麗な花火でした。

3000同盟戦!





明日は早々に帰宅するので、部屋に帰ってからさくっとラストバトル。
1500ポイントずつ出し合い、3000ポイントの同盟戦で遊びました。
自分はフェルのトゥームキングと同盟を結びヴァンパイアカウント&スケイブンの連合軍を向かい撃ちます!
・・・・・・が、すぐにスケイブンの“恐るべき13番目のスペル”が掛かり、一気に15体ものケイオスウォーリアーが消滅。こうなってしまってはケイオスウォーリアーでは相手に立ち向かうことは出来ない。仕方が無い!後はトゥームキングにまかせた!しかしタダでは死なん!自爆覚悟で超巨大“ズィレウスの紫太陽”をダイス6個で放つ!6個振れば絶対成功&魔力の暴走で周囲のグールもろとも滅ぼしてくれるわ!!・・・・・・と、考えてマジックフェイズで6個振り。
しかし、成功はしたものの6ゾロにはならず、あっさりディスペルスクロールで解呪。

北(トカゲ)さん「なんでそんなもん放ったのですか・・・・・・?」
湊「え?い、いや・・・・・・太陽と魔力の大暴走のテンプレート効果で周辺一掃できるかな、と思いまして・・・・・・」
北(トカゲ)さん「この辺りだと、小テンプレート掛からないのでは?暴走で大テンプレートって、出目2~4ですよ・・・・・・?」
湊「・・・・・・・え?」

凍り付くフィールド。滝汗だらけの俺。「どーすんだよぉお?!」と涙目のフェル。申し訳なさそうに、ヴァンパイアカウントの方が「もしかしたら、普通に“霊魂吸収”あたりを放っておいた方がよかったのでは・・・・・・」と助言。俺、リアル士気チェック状態。逃げ出したい。思いっきり逃げ出したい・・・・・・

・・・・・・というわけで、最終バトルはこちらの主力部隊壊滅と私のリアル狂乱により投了となりました。
ここでもう一度しっかりと謝っておきます。
本当に申し訳ありませんでした。最後の最後のバトルでごめんなさい。猛省しております。


-3日目-

3日目はチェックアウトが11時ということもあって、早々に荷物を片付けてお土産屋さんをぶらつきながら帰りのバスを待って新宿へ。2泊3日でしかたが、なんだか一月以上箱根に居たような気分でした。

ひたすら温泉に入って、美味しいご飯を食べて、心ゆくまでバトル!充実した贅沢な旅行でした。
この旅行を計画して下さり、ホテルやバスの手配をして下さったフェルナンデス様、本当にありがとうございました!

・・・・・・と、普通ならここで終わりなのですが。
ん?これは?
大規模戦!!!





そうなのです!せっかくの2泊3日旅行なのだから1日掛けて大規模戦をやろうじゃないか!ということで、2日目に3000で同盟を結んだ6000ポイント戦を行いました!!
このバトルは物語調のレポートでお送りしたいと思っています。スケイブン&WoCvsヴァンパイアカウント&トゥームキングの超大規模戦!!その行方は次回のブログで!!
 
どうも久しぶりにございます。湊です。
今回は5月に秋葉原イエローサブマリンでウォーハンマーFBを遊んだ時のバトルレポートをお送りします。
バトル規模は3200(リザードマン&トゥームキング)VS3200(WoC&ヴァンパイアカウント)の同盟戦、形式は物語風。シナリオは『5.接近遭遇』です。また写真が少なくて申し訳ありません・・・・・・

・・・・・・スタール河。
その雄大なる河の源流はエンパイアの地を越えた最果て山脈から始まり、オストマルクやタラベックランド、スターランドに果ては天主シグマ-の御力の及ばぬズィルヴァニアなどの周辺属州の州境を為している。
かの悪名高きカーシュタイン一族によって穢されたズィルヴァニアは言うに及ばず、呪われた都市たるモードヘイム跡を通り過ぎてなおも一切穢れず日の光を浴びて輝くその流れは、この河そのものに神聖が宿っているからであると、場末の吟遊詩人はリュートをつま弾きしゃがれた声で吟じた。それを耳に挟んだ終末思想家は「その神聖の源である天主シグマ-の力は、年を追う毎に弱まっている。終焉が近づくにつれ、スタール河は濁り澱むだろう!」と酒の席に水を差し、気の荒い酔漢共に制裁を受ける。やがては“しみったれた”詩を吟じる吟遊詩人も同罪だと言わんばかりに彼らによって追い出され、若い吟遊詩人によって酒場に相応しい賑やかな流行の詩が酒場を満たす。スタール河の周辺に暮らす民は、壮大なるスタール河が濁り澱む様など夢にも思わないのだ。

だがそのスタール河の流れが、何の前触れもなく緩慢になった。浅瀬は日に日にぬかるみに変わり河は幾つもに分断され、流れる水は日の光を浴びても煌めかず、絶えず饐えた臭いが漂う穢らわしき河に成り果てた。


トゥルクコォル軍





トゥルクコォルはそれが渾沌の影響であると結論づけ、隊を二分しスターランドへ引き返した。実際汚泥からは穢らわしきナーグリンク共が湧きだしており、河の周辺では疫病が流行り出していた。トゥルクコォルは配下に命じ、周辺の浄化を始める。その浄化の対象はナーグリンク共だけでなく、疫病に掛かった病人や作物にまで及び、辺りは一面不毛の地となった。渾沌の汚染拡大は、大計画達成の障害となる。達成が遅れれば、渾沌をさらにのさばらせる結果に繋がる・・・・・・それを踏まえての判断であった。

トゥルクコォルの浄化範囲は拡大し、スターランドの国境を越えズィルヴァニアへと及ぶ。幸いこの一帯へのナーグリンク共による汚染はさほど広がっていなかったが、この一帯は自然法則がねじれ歪み穢れた地。この地に渾沌の汚染が広まれば、その被害はスターランドの比ではない。渾沌に穢れる前に、この地一帯を浄化する。冷静に判断し、トゥルクコォルは呪文を紡ぐ。

その時だった。


カイン・フォン・カーシュタイン軍





カイン・フォン・カーシュタイン率いる一団が、歪んだ木々を薙ぎ倒しながらトゥルクコォルらへと迫る。トゥルクコォルにとって浄化であったその行為は、彼にとって己の領民への野蛮な虐殺行為。カイン・フォン・カーシュタインは剣を抜き放ち、死者達を率いてトゥルクコォルへと襲いかかる。この不意打ちを予見できなかったのか、トゥルクコォルらの軍勢はズィルヴァニアから撤退し、スタール河を越えオストマルクへと戦線を移し始めた。

トゥームキング軍





トゥルクコォルは決して撤退したわけではなかった。
引き上げた先には、前回のスターランドでの戦いで敗走した友軍との合流を果たすべくスターランドを目指すトゥームキングの一団が存在していた。トゥルクコォルは伝令を送り素早く彼らと同盟を結ぶと、戦線を押し戻すべく進撃を開始した。


イーサン軍





トゥルクコォルの姿を見て、ほくそ笑む影が一つ。
ティーンチ神である。かの禍つ神はイーサンの魂へ刻み込んだ支配の烙印と同じ刻印を虚空になぞり、イーサンとその軍勢をズィルヴァニアへと召喚した。再び傀儡と化したイーサンを使ってトゥルクコォルとの戯事にふけろうと考えたのである。
ティーンチ神はさらに近くのヴァンパイアにも同じ刻印を刻み込むべく、その奇妙な腕を伸ばす。が、すぐに魔力の風が乱れ、禍つ神の魔法は霧散した。


バトル!





ティーンチ神の邪な思惑、慈悲深きナーグル神が耕した豊穣なる土壌、そしてズィルヴァニア荒んだの風。それらが合わさって奇妙な運動を繰り返し、周囲の魔術的な法則をかき乱していた。ティーンチ神は兄弟神の姿を煩わしく思い描き、苦々しく己の腕を引き戻す。下界ではカイン・フォン・カーシュタインとイーサンの配下である“狂信者”ゴリアテとの間で一時的な同盟関係が結ばれ、トゥルクコォルの脅威に備えるべく急ごしらえで隊列を整え始めていた。

その魔力の引き寄せられるように、ハインリッヒ・ケムラーが常闇のごとき暗き森から姿を現した。彼は狂気を孕んだ声でぶつぶつ呟きながら行く手を阻むスケルトンを押し抜け、カイン・フォン・カーシュタインにうやうやしく膝をつくと、彼の配下の一つをを自分に任せるよう懇願した。カイン・フォン・カーシュタインは礼を尽くしたハインリッヒ・ケムラーに一部隊を下賜し、それを指揮するように命じた。


トゥルクコォル様





轟々と、渾沌を体現するかのごとく魔力の風が吹き荒ぶ。風は意思を持つかのごとく猛り狂い、トゥルクコォルへ向けその凶悪な顎を広げた。しかしトゥルクコォルは動揺する配下達を右手でなだめ、取り出した宝珠を左手で掲げる。宝珠から発せられた光は魔力の風を退け、弾かれた魔力の風は行き場を失い暴走し、逆流した魔力が破壊の陣営を襲った。この逆流によってイーサン配下の“狂信者”ゴリアテは重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされた。もっとも、魂も肉体もティーンチ神へ売り渡した彼は、この暴走も親愛なるティーンチ神からの恩賞であると喜んでいたのだが・・・・・・

スタール河!





若干干上がったとはいえ、スタール河を渡ることが危険なことに変わらない。ナーグル神によって耕され悪臭を放つヘドロが河を渡る者達のくるぶしを掴み、その者らの動きを緩慢にした。

ヘルキャノン撃沈!(近くにゴリアテさんもいます)





トゥルクコォルからの要請を受けてカスケット・オブ・ソウルから放たれた聖なる魔術が、醜悪なヘルキャノンを粉砕する。
これ以上の歪みを看過できるほど、トゥルクコォルに余裕はない。大計画成就を阻害する障害は例え小石といえども取り除かねばなるまい。


イーサン・・・





ティーンチ神の束縛によるものか、それともこの異変の影響か。イーサンは完全に狂気に犯され、正気を失っていた。彼は奇っ怪なディスクを召喚し、配下と共にザウルスウォーリアーへ無謀な突撃を仕掛ける。しかし正気を失った彼の出鱈目な槌の一撃はザウルスウォーリアーにとってもはや攻撃ではない。難なく躱し、イーサン達を退ける。イーサンの配下達は正気を失った彼を連れて敗走を開始した。

ハインリッヒ・ケムラー!!





ハインリッヒ・ケムラーは身も心も堕落し歪みきり、常に絶え間ない狂気に犯されているが、指揮官としての采配は決して衰えては居ない。エンシェントステガドンが河に入り込んだ隙を見計らい、グレイヴガード達を引き連れて襲いかかる。
カイン・フォン・カーシュタインに対する忠誠は、一時的なものに過ぎない。仄暗き野心を秘めた彼はこの異変を利用し、己の力をさらに高めようと企んでいたのだった・・・・


クリプトホラーVSウォースフィンクス





汚泥を踏みつけ進軍するウォースフィンクスの行く手をクリプトホラーが阻む。
いかなウォースフィンクスといえど巨大なクリプトホラーを蹴散らすことは難しく、この戦いは膠着状態に陥った。


白熱!





干上がった河原をスケルトン・チャリオットの集団が雄叫びと共に駆ける。一丸となったチャリオットは屈強な戦士はおろか伝説のドラゴンさえ粉砕する。死を知らぬ魂無き彼らでさえ、決して例外ではない・・・・・・

初めて出た狂気の奮戦!





イーサンの首級を奪うべく追撃するザウルスウォーリアーらをマローダーの残存部隊が阻んだ。正気を失い狂気に犯されたとはいえ、イーサンは忠誠を誓う主。喩えこの身が砕けようとも主を守る。玉砕を覚悟し、マローダー達は狂気の奮戦を開始した。

死屍累々・・・





隣陣では、カイン・フォン・カーシュタインも予想以上に逆流した魔力によって負った傷が響いており、配下を伴って撤退を開始していた。もはや破壊の陣営に戦力は無い。残存兵力は全てトゥルクコォル軍とトゥームキング軍らによって虐殺され、大きな屍山が築かれた。

トゥルクコォルは穢らわしき死体などには目もくれず、当初の目的を達するべく再び周辺地域の浄化を開始した。この浄化によってオストマルク、タラベックランド、スターランド、ズィルヴァニアなど、スタール河周辺地域に住まう人々や領地に甚大な被害が生じる結果となる。だが、その犠牲によって渾沌の力がオールドワールド中に蔓延することを阻止できた事を人間達は知らない。

この事件は帝都アルトドルフまで届き、皇帝カール・フランツの耳にまで届く結果となった。憤った大臣達はすぐに大規模な軍を編成し野蛮なリザードマン達への報復をカール・フランツへ進言する。聡明な皇帝はその進言を聞き入れたように装い、真の脅威に備えるべく大軍の編成を開始した。昨今オールドワールド中で広がる異変から、皇帝カール・フランツは気付いていたのだ。この世界の終焉を。新たなる渾沌の時代の訪れを。その脅威から己の愛する臣民を護る事こそ己の宿命である事を・・・・・・!



嵐が吹き荒ぶ。
荒れ狂う魔力の嵐が。
定命の者らよ、牢記せよ。
終焉の刻は・・・・・・・・・近い。



バトレポは以上です。
戦闘結果はケイオス&ヴァンパイアカウントが途中で投了、リザードマン&トゥームキング連合軍の圧勝となりました。おめでとうございます!次こそ勝利を我が手に!!

このバトルでイーサンは彼の行う全ての戦闘において回5の攻撃をヒットロール全て外すという前代未聞の狂乱っぷりを見せつけたので、“狂王”という二つ名を冠することに。どうやら、今回もまだ魂をティーンチ神様に弄ばれているらしい・・・・・・
今回のバトルは序盤から魔力の暴走が起きたり、凄まじい量のパワーダイスが生み出されたり生み出されなかったりともの凄く奇妙な魔力の風が吹き荒れていました。

自分の戦略ミスとしては、ディスク騎乗で有りながらイーサンがまったく飛行能力を使わず終始ケイオスウォーリアーに合流していた点と、ポイントかつかつでディスペルスクロールさえ持てないのに、万秘の書を使って疑似ウィザードにアーミースタンダード・ベアラーをしてしまった点が上げられます。特に二番目が痛い。疑似ウィザードにしなかったら、魔力逆流で死亡することはなかったから。ちなみに、この2番目のミスはこのレポート書いている時に気付いたんだ・・・あんまり旨味ないのにどうしてアミスタを疑似ウィザードにしてしまったんだろう・・・・・・(多分、新ミニチュアのお披露目がしたかったからだ!仕方ない!)
イーサンが常にケイオスウォーリアーに合流していたのは、スキンク達から暗殺されるのを阻止するため・・・・・・だったのですが、幸運の盾と守護の魔除けで完全防備していたから食らっても痛くなかったはず・・・・・・とは思うのですが、あの時のダイスの神様からの見放されっぷりは凄まじかったので、これはこれでよかったかも。次回からはディスクのきちんとした運用を考えます。

ディスクの製作ですが、こんな感じに行いました。
ディスク・オブ・ティーンチ





作り方は非常に簡単。フライングベースに固定した小テンプレートにひたすらグリーンスタッフを盛って、水に濡らしたスパチュラで形を整えていく。それだけ。完全に円形なので前後の区別を付けるべく、前方にケイオスナイトのランスを取り付けました。中央のくぼみはイーサンをセットするためのものです。

ディスク裏側





裏側はこんな感じになってます。予想以上にグリーンスタッフを消費したので、裏面は一部グリーンスタッフですが、大部分はボンドを塗ってサンドを撒いて作っています。そのままテンプレートむき出しにせずサンドを撒いた理由は、元々地面にスライム状の存在が同化してディスクになるというアイデアだったのと、この小テンプレートの素材が不明であり、万が一ABS樹脂製だった時に断裂阻止する為のコーティングの役割を果たしています。まあ、本当にABS樹脂だったらこの程度のコーティングは多分焼け石に水だろうけど・・・・・・

ゲラス





このディスクとほぼ同時期にケイドワのキャラクターを製作しました。“雄牛の瞳”ゲラス・アルデバランと名付けています。
やっぱケイドワは長帽子でないと!を合い言葉に、被っているヘルムを延長して長帽子に。頭頂部は旧ロングベアードのシールド、天辺の飾りはケイオスウォーリアーの軍旗の飾りから流用しています。

ゲラス後ろ





後ろはこんな感じ。最初はペイントで済まそうと思っていた長帽子の飾りですが、この際にと彫って作りました。

ゲラスと新生イーサンの完成品は、RoRに掲載して頂きました。Rmanさん、本当にありがとうございます!掲載告知が遅れてしまい、申し訳ありませんでした・・・・・・
-RoRへ-


~おまけ~

イーサンダイス






今回あんまりにも出目が酷すぎたので、「これはきっとコーン神の象徴である髑髏を模したスカルダイスを使ってバトルを行ったからに違いない!」と勝手に解釈して、ゲームが終わった後に店内でティーンチっぽい模様のダイスを探し出して購入。これをイーサンダイスと(勝手に)命名して、次回のバトルから使っていこうと思います。

・・・しかし。
なんだか負けると次々に新しいダイスを買ってるような・・・気のせいか・・・?
こうして惚けている間にも、無意識にダイスはどんどん増えていくのだ・・・・・・
 
どうもこんにちは、忘れた頃にやってくる湊でございます。
春!伊豆!





4月も中旬を過ぎて桜は満開を過ぎてしまったけれど、まずは春っぽい桜の写真を一枚。
3月に南伊豆に行ってきた時に撮影しました。春の伊豆はかなり久しぶりだったけれど、楽しかった。やっぱ伊豆は良いねぇ。

さて、今回のバトレポは先月3月に秋葉原イエローサブマリンで遊んだリザードマンVSWoC&トゥームキングの3200ポイント戦です。シナリオは『2.暁の進軍』、物語調のバトルレポートになっていますので、ウォーハンマーのルールが分からない方でも楽しめるかと思います。今度は(いつもよりは)写真沢山撮ったよ!
それでは、ご覧ください。


おぞまし野からスタール河を南西に下り、タラベックランドの選帝侯が文字通り“脚を取られた”事で決着を見た『レイトツィーゲル浅瀬の戦い』の合戦場とウルトバードの合間に存在する、朽ち果てた共同墓地。かつて此所はスターランドを守ってきた代々の勇敢なる戦士達が葬られた場所であったが、帝国歴2145年に起こった『ヘル・フェンの戦い』によって領内に入り込んだ不死者共によって穢され、絶えず怨嗟と怨念が吹雪く忌まわしき土地と成り果てた。現在ではこの共同墓地の名は忌み名とされ、食い詰めた夜盗さえもここを訪れる事はない。

前回の幻の戦い・・・





その共同墓地近くに渾沌の軍勢が現れた。“あるきっかけ”によってコーン神と決別し、ティーンチ神を新たな後ろ盾としたイーサン・ドミナートゥス率いる軍勢である。イーサンは先のズィルヴァニアの戦いで撤退を開始した“召喚師”サマンスレイヴと合流を果たすべく軍を進めていたが、屈強なるスタール河警備隊による予想外の襲撃によって手痛い損害を受け、数を大分減らしていた。

トゥルクコォル様





それを好機と見た“渾沌狩り”の異名を持つ偉大なるスラン--トゥルクコォルは自身の精鋭を引き連れ、行軍するイーサンを討つべく朝焼けを待つことなく、夜中進軍を開始した。
大軍を率いるトゥルクコォルに、スタール河警備隊によって数を大分減らされたイーサンの軍では敵わない。トゥルクコォル軍との直接対決を避けるべく、行軍ルートを変更する為配下に号令を下そうとしたその時、常闇よりも暗き森からトゥームキングの軍勢が姿を現した。

その軍勢は、ズィルヴァニアで奪われた“束縛の巻物”を取り返すべくサマンスレイヴ率いる渾沌軍を追うプリンス率いる軍勢であった。こちらに気付くや、一斉に手にしたグレイヴをこちらに向けるトゥームプリンスの配下達。ケイオスに恨みを抱く墳墓の王と渾沌を狩るトゥルクコォルの巨大な軍勢。この二つが同盟を組めば、いかにイーサンの軍勢が一騎当千の猛者達だろうとも一溜まりも無い。

もはや絶望的と思われたその刹那、辺りはまばゆい光に包まれた。長い夜が明けたのだ。まばゆい光にイーサンの配下らは思わず目を伏せ、再び瞼を開けた時信じられぬ光景が広がっていた。


プリンス&イーサン





先ほどまでグレイヴをこちらに向けていた墳墓の僕らがその構えを解き、こちらの軍勢に従ったのだ。それはティーンチ神の計らいであった。朝日が昇るその瞬間、ティーンチ神は己の魔術を使い、トゥームキングの一団を従順なる傀儡に変化させたのである。蛮族達は変化神の慈悲深き恩寵に深く感謝し、喜びを表すべく各々野蛮な雄叫びを上げた。だが、その喜びも一瞬であった。何よりも戯事を好む変化神は戯れに己の魔術でイーサンの魂を束縛し、彼から完全に自我と理性を剥ぎ取ってしまったのである。

戦場の様子





この世界の言葉ではない言葉で雄叫びを上げ、イーサンは己の軍に号令を掛ける。その言葉には強い魔力が宿っており、それに抗う事が出来ずイーサン、トゥームプリンスの両軍勢は迫るトゥルクコォル軍へ向けて戦闘準備を開始した。

ヘルキャノンVSエインシェント・ステガドン





高名なるトゥルクコォルは戦場を飛び交う思念のノイズから、この戦いに“禍つ神々”の邪な思惑が介入していることを感じ取り、真っ先にエインシェント・ステガドンをヘルキャノンへ差し向けた。ディーモンの魂が閉じ込められたヘルキャノンを基点として、大勢のディーモン共が《渾沌の領域》から召喚される危険性を潰す為だ。しかしいかに歳経たエインシェント・ステガドンとはいえ、巨大な鉄の塊であるヘルキャノンを破壊するのは難しい。ヘルキャノンの中に束縛されたディーモンの魂は猛り狂い、操者であるケイオスドワーフたちの命令を無視し、その顎をエインシェント・ステガドンに突き刺した。だがし、ヘルキャノンの顎は分厚いエインシェント・ステガドンの皮膚を貫く事が出来ず、二つの巨獣の凄惨なる対決は決着が付く事無く膠着状態に陥った。

スケルトンチャリオット!





声こそイーサンの声であったが、軍を率いていたのは他ならぬティーンチ神であった。変化神はイーサンに与えた“第三の眼”を通じて戦況を見定め、スケルトン・チャリオットをトゥルクコォルと彼を守護するテンプルガードへと差し向けた。草木を踏みつぶし、チャリオットがトゥルクコォルの元へと迫る。しかし屈強なるテンプルガードの前ではスケルトン・チャリオットはまったくの無力であった。造作も無くなぎ払い、テンプルガード達は進軍を続ける。この歪んだ戦いの“元凶”へ向けて・・・・・・

スキンクVSマローダー





二部隊に分かれたマローダーの一つが、トゥルクコォルの背後に回るべく森を進軍していた。だがしかしその目論みは既にトゥルクコォルに見抜かれており、伏兵として忍んでいたスキンク達によって行く手を阻まれる。


トゥルクコォルVSトゥームプリンス





トゥルクコォルの一団が、プリンス率いるトゥームガードへ迫る。プリンスがティーンチ神が掛けた魔術の束縛から逃れようと必至に抵抗しておりそれが雑念となって、テンプルガードの突撃を許してしまった。束縛されていてもトゥームガードが精鋭であることは変わらない。多大な犠牲を払いながらも、トゥルクコォルの進軍を止める事に成功する。この事は変化神を大いに喜ばせる結果となった。

ファイアー!





コールドワン・キャバルリーがその機動力を生かし、共同墓地の左舷から渾沌の軍勢と墳墓の王の連合軍の本隊へ向かう。だがそれを許すほど、変化神は寛大ではない。ウォースフィンクスのブレスによってコールドワン・キャバルリーを焼き払い、そのままコールドワン・キャバルリーに向けてウォースフィンクスを進めた。

共同墓地の新たなる住人達・・・





この戦場の脅威は互いの兵だけではない。共同墓地を支配する妄執じみた怨念を持つ怨霊達が、生者達を死の帷へと誘う。彼らに誘われた哀れな魂は消滅する事さえ出来ず、久遠の時の中で狂気に犯され、生者達を誘う新たなる怨霊となるのだ・・・・・・

大ピンチ!





エインシェント・ステガドンだけではヘルキャノンを破壊することが出来ぬと判断したトゥルクコォルはもう一体のステガドンをヘルキャノンへ増援として向かわせた。

大決戦!





変化神によって授けられた知識により、渾沌の君主でありながらイーサンは魔法を使える事が出来るようになっていた。第三の眼から流れ込むトゥルクコォルの知識を利用し、朗々とした声で光の呪文を紡ぎ始める。僅かに動揺を見せるテンプルガード達を余所に瞑想を続けるトゥルクコォルは、肉体から深遠なる知識を切り離し、イーサンへと集まる魔力を凪ぎ払った。刹那、ティーンチ神とイーサンを繋ぐ精神の“ライン”が僅かにぶれる。その一瞬の隙を見逃さず、ラインの先に存在するティーンチ神を掴み取ろうトゥルクコォルは瞑想を深めラインへ迫るが、トゥルクコォルの精神がラインに到達する事はなかった。

ウォースフィンクス!





ウォースフィンクスがコールドワン・キャバルリーに向けて襲いかかる。先ほどの一件でトゥームプリンス勢を束縛していた魔術が乱れ、ウォースフィンクス本来の力が発揮された。コールドワン・キャバルリーを蹴散らし、縦横無尽に暴れ回る。魔術による束縛とそれに抵抗するトゥームプリンスの強靱な精神。相克する二つがせめぎ合い、トゥームプリンスの配下達は徐々に統率力を失い暴走し始めた。

テンプルガードVSマローダー





乱れた軍勢を潰すのは容易い。テンプルガード達はトゥームガード達を殲滅させ、そのまま蛮族共へと襲いかかった。両手に握られたフレイルを振り回す蛮族達にトゥルクコォルは光の呪文で撹乱して蛮族達を踏み砕き、リッチー・ハイプリーストが指揮するスケルトンアーチャーの部隊へと迫る。テンプルガードによってハイプリーストを討ち取られ、墳墓の王の軍勢は灰燼へ帰し始めた。

もはや戯事もここまでか・・・・・・

灰燼していく墳墓の軍勢を第三の眼から一瞥しながら、ティーンチ神は興ざめた口調で呟きイーサンの束縛を解き放った。元々退屈しのぎの些末な遊びであった。コーン神からかすめ取った新たな駒もなかなか良い動きをする。それが分かっただけで十分だ。変化神は切り離した精神の糸を自身の元へ手繰り始める。

途端。

その精神の糸が、ぷつりと途切れる。それがトゥルクコォルによるものであると気付くのに、変化神は刹那の時間を費やした。この強靱な精神を末端とは言え、断ち斬る者が存在するとは思っても見なかったのだ。変化神は嗤いを噛み殺し、トゥルクコォルの姿を凝視する。現実世界でのトゥルクコォルは瞑想を続け瞼を瞑っていたが、精神世界のトゥルクコォルはその両眼でしっかりとこちらを見据えていた。

その瞬間、変化神はトゥルクコォルは渾沌の軍勢も墳墓の王の軍勢も一切眼中になく、その視線は全て自分に注がれていたことに気付く。気付いた瞬間、ティーンチ神は散々噛み殺していた嗤いを一気に吹き出し、高らかに哄笑した。小さき存在が、自分を“敵”と見なしている。その事実が変化神を高揚させ、同時に激しい憎悪が吹き上がる。

新たなる駒など、もはやどうでもいい。変化神の興味の対象は、完全にトゥルクコォルへと移行していた。眼前のこの小さき存在が自分をどう楽しませてくれるか、ティーンチ神の思考はその一点で満たされている。変化神は踵を返し、トゥルクコォルから視線を外した。そして変化神は考える。次なる策略を。新たなる計略を。己の退屈を満たす最高の戯事を・・・・・・!


イーサン(錯乱中)





ティーンチ神による束縛から外れ、イーサンの魂は現実に引き戻された。既に己の軍勢は半数以上が壊滅している。本来であれば撤退するのが定石であろう。だというにも関わらず、イーサンはザウルスウォーリアーに無謀なる突撃を敢行した。その戦い方に一切の切れはなく、ただがむしゃらに己の得物を振るうだけ。そんなイーサンに憐憫に似た視線を送り、トゥルクコォルは己の軍勢を引き始めた。眼前で槌を振り回す蛮族など構っていられない。一刻も早く、己の軍勢をさらに巨大かつ強靱なものに仕上げなければ。この戦場を上から覗き込んでいた薄気味悪い笑みを浮かべる存在を狩る為に・・・・・・


バトレポは以上です。
戦闘結果はトゥルクコォル率いるリザードマンの圧勝でした!完敗しました。次こそは・・・・・・!
遊んで下さったトカゲ(北)さん、フェル、ありがとうございました!!

新生イーサン





今回のバトルでは新生イーサンを使用しました。うん、結局イーサンにしたんだ、名前。色々と考えたけれど、やっぱりイーサンが一番しっくりしていたのでそのままイーサンとして使うことに。ペイントはWoCのアーミーブックのケイオスウォーリアーの作例を真似して模様を書き込みました。旧ケイオス・ウォーリアーのシールドがお気に入り。
万秘の書を使って疑似ウィザードにして、第三の眼の効果で相手の呪文をいただくという戦法で運用したのですが、トゥルクコォル様の“魔力の凪”によってロックを掛けられ、殆ど魔法は使用できませんでした・・・。やっぱりレベル1ウィザードは厳しい。次回は素直に戦闘特化型のイーサンで戦おうと思います。
しかし今回のバトル、光の魔法で妨害されていたからとはいえ攻撃ほぼ外すとか、コーン神に仕えていた時以上に錯乱して狂戦士っぷりと発揮しているってのはどうなのよ・・・イーサン・・・・・・

実はこのバトル、トゥームキング側のリッチー・ハイプリーストがやられた所でWoC&トゥームキングの連合軍の投了が確定していたのですが、トカゲ(北)さんにお願いして最後にイーサンとのバトルをやらせてもらいました。イーサン殆ど出番なかったので・・・・・・無事生還したからよかったけど・・・


次回もイーサンでリベンジバトル!・・・と言いたい所ですが、今組み直している2000ポイントのロスター的にレベル4ウィザードが欲しいので次回のジェネラルはサマンスレイヴかな・・・イーサンはまだ混乱中ということで・・・・・・流石にこのいかにもケイオスロード然としたミニチュアをソーサラーロードと言い張る根性はない・・・
 
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湊 利記
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プラモデル
自己紹介:
同人ゲームサークルKettleにて、作文担当をしている人。
ネジと歯車とゼンマイが好き。
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