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日々の出来事を徒然なるままに
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どうもご無沙汰しております、湊です。

1月の下旬に中野のホビーセンターを訪れ、WoC3200pVSトゥームキング&リザードマン連合軍3200pでバトルを行いました。
その時の様子を物語形式で書いたので、ご覧になって下さい。凄い今更なのですが、画像をクリックすると大きな写真が開きます。
シナリオは1の正面決戦です。


テンペルホフとヘルゼー川に挟まれた泥炭の湿地帯、おぞまし野。

点在する丘には朽ち果てかつて塚だった廃墟が立ち並び、骨片とも石片とも区別の付かぬ幾つもの剥片がズィルヴァニアの風に吹かれて砕け、その道連れに廃墟の外壁を僅かばかり削り取って不浄の土へと還していた。


此所で悪名高きコンラッド・フォン・カーシュタインが、ドワーフと人間の連合軍に討ち取られたのも今は昔。この荒れ野を訪れ勲を奏でる者はなく、当時を知るのは両軍の戦着を纏った死者達のみ。

リザードマン





そのおぞまし野の景色が一瞬揺らぎ、中からスランとその配下のテンプルガードが姿を現した。〈渾沌の領域〉から帰還したトゥルクコォルとその配下達である。
時空転移の衝撃により配下は大分数を減らしており、このままでは渾沌を滅する事が出来ない。トゥルクコォルは自らが指揮下の勢力全てを招集すべくテレパシーを放つが、それはディーモンプリンス“魔道の導き手”ストレインガイダンスに察知されていた。


ストレインガイダンス





ストレインガイダンスはトゥルクコォルの存在を前々から危険視しており、僅かな配下しかトゥルクコォルを守る者がいない今を絶好の機会と捉え、邪悪な魔方円を天に描き渾沌の軍勢を喚び寄せた。

軍勢ですよー







軍勢ですよー2





突然おぞまし野に現れた大軍を前にして、勇猛果敢なテンプルガードでさえ動揺を隠せない。しかし聡明なトゥルクコォルは瞑想を続けたままテンプルガード達を諫め、静かに北を指さした。

トゥームキング





馬蹄と車輪の軋む音に混じる、地響きのような足音。飢餓の森で至宝をソーサラーロードに奪われたとの報告を受けて応援に駆け付けたトゥームキングの一団である。トゥームキングの一団は眼前の渾沌の軍勢こそ、至宝を奪った一団であると判断。すぐさま臨戦態勢に入った。

全景





トゥルクコォルはこのトゥームキングの一団と同盟を結び、テレパシーを送って招集した自らの配下にも戦闘準備の号令を下す。両軍の勢力が合わさり、その数は渾沌の軍勢にも引けを取らない数となった。

絶体絶命!





ストレインガイダンスは宙を舞いながら軍勢を指揮するだけで、直接戦線に加わる気配を見せない。トゥルクコォルはストレインガイダンス討伐を一旦諦め、敵正面のケイオスウォーリアーを粉砕するべくテンプルガードとエンシェントステガドンに号令を下し、トゥームガードと共にケイオスウォーリアーへ迫った。

死屍累々・・・





鬼気迫る精鋭達を前にしてケイオスウォーリアーは恐れおののき、隊列が僅かに乱れ始めた。そこを見逃さず、トゥルクコォルはケイオスウォーリアーに光の魔法を放つ。
身動きの取れなくなったケイオスウォーリアーを駆る事など、赤子の手を捻るよりも容易い。ケイオスウォーリアーの大軍は、数刻の猶予もなく骸の山と成り果てた。ズィルヴァニアでは少しでも恐怖を抱いた者に大鎌が振るわれる。屈強なケイオスウォーリアーといえど死は等しく訪れ、朽ち果てた塚の新たなる住人となった。


ナイトvsチャリオット





数を増やせども、所詮は烏合の衆か・・・・・・
“穢らわしき”カズィークはケイオスウォーリアー達の失態を静かに評し、不浄な獣の腹を蹴り、配下のケイオスナイトと共に迫るスケルトンチャリオットに向けて突貫する。流石はオールドワールドでその悪名を轟かせる不浄の騎士。激情の軍旗を掲げた偉丈夫らはチャリオットを粉砕し、そのまま馬蹄の進むまで進軍を続けた。


ぐはっ・・・!





チャリオット部隊壊滅の知らせを聞き、ウォースフィンクスが動く。その巨体で蛮族共を踏み荒らし血路を開くと、同胞を滅した憎き不浄の騎士共へゆっくりと進路を変えた。

なんか怪獣映画みたいだな・・・





大部隊壊滅はストレインガイダンスを酷く苛つかせた。
普段前戦で滅多に剣を振るう事のない彼であったが、この状況では動かざるを得まい。裏で糸を引く事を至上の喜びとしている彼にとって、それは非常に屈辱的な事であった。ストレインガイダンスは進軍を続けるザウルスウォーリアーの前に立ちはだかり、怒りにまかせその巨大な剣を振るう。


大決戦!





迫る巨大なウォースフィンクスに対し、カズィークは感嘆した。
この存在こそ自分を大いに楽しませる存在に違いない。カズィークは剣を放り、薙刀を握る。配下に号令を下し、襲い来るスフィンクスに立ち向かった。しかしその巨大な体躯はケイオスナイトらの握る妖力の武具でさえ、致命傷を負わせるのは難しい。


思わず撮影!!





だが形あるモノは滅するが定め。カズィークが負わせた傷をめがけ、渾沌の軍馬が突貫する。形こそ馬であるが、渾沌の軍馬の体躯はすでに馬そのそれを逸脱している。いかに巨大なウォースフィンクスといえどもその突貫に耐えきる事が出来ず瓦解した。

計画は失敗したがウォースフィンクスを破壊できただけ良しとしよう・・・・・・
未だ戦いを続ける僕共を見捨て、翼を広げて退却し始めるストレインガイダンス。だがそれを渾沌狩りのトゥルクコォルが許すはずはない。戦闘の混乱の中でさえ静かに瞑想していた瞼をゆっくりと開き、光り輝く指をストレインガイダンスへと向ける。
その光は追放の光。闇に染まった全てを放逐する光をまともに受けては、いかにディーモンプリンスといえど致命傷は避けられない。崩壊していく己の肉体に残った最後の力を振り絞り、ストレインガイダンスはトゥルクコォルへと呪いを放った。
途端、魔力が乱れ魔法の制御が利かなくなるトゥルクコォル。おそらく数刹那後に魔力の大暴走が起きるであろう。その暴走に巻き込まれ無事で済む者は少ない。顛末を見る事が出来ない歯がゆさに苛立ちを感じながら、ストレインガイダンスは〈渾沌の領域〉へと消えていった。


ストレインガイダンスの思惑に反し、トゥルクコォルは生きていた。魔力の暴走により引き起こされた大爆発によって幾人もの配下を失ったが、それでもトゥルクコォルの闘志は揺るがない。すぐさま配下に招集を掛け、渾沌の僕共の残党狩りを始めた。
貴重なウォースフィンクスやチャリオットを失ったトゥームキングらは、体制を整えるため残党に目もくれずズィルヴァニアを後にする。それを追撃しようとケイオスナイトらは馬をトゥームキングの一団へと向けたが、すぐにカズィークによって制される。血気盛んな不浄の騎士らはカズィークに異議を唱えたが、カズィークの眼
力に恐れ戦き彼に従いその地を後にした。


かくして戦は終わりを告げた。
新たなおぞまし野の住人となった戦死者によって前より若干賑やかになったが、やがてはその死者達の躯もこの地に吹く不浄の風によって風化し、おぞまし野に広がる土の一部になっていくであろう。だがそれは気の遠くなるぐらい先の話だ。寂しい土地ではあるが、おぞまし野に決して静寂は訪れない。死者の声と風の音が鳴り止まぬ限り・・・・・・



・・・バトレポは以上です。
前回に引き続き、今回も色々とネタを出して頂きありがとうございます。
しかしバトルに熱中しすぎて、思った以上に写真を撮れていなかったのが痛かった。結構劇的なシーン多かったのに!
戦闘結果は我が軍の大敗で終わりました。ケイオスウォーリアーの大部隊崩壊に一瞬投了も考えましたが、周りの人に励まされバトル続行。その甲斐あってか、ウォースフィンクスとエンシェントステガドンという向こうの二大モンスター撃破に成功。しかしケイオスウォーリアーを失った爪痕は大きく、巻き返す事無く5ターン目終了時に破壊の陣営側の投了となりました。

今回のMVPはトゥームキング。前回あまり活躍しなかったウォースフィンクスは我が輩のマローダーを一瞬にして灰にしてくれました。カスケット・オブ・ソウルも前回以上にいい仕事をしていたり・・・あと、ストーンロアー一発も外さないって何さ!(泣)

ディーモンプリンスを初めて実戦に投入したのですが、予想以上に接近戦が強かった。遠距離から魔法攻撃をするイメージで戦った時はあまり活躍しなかったのに、接近戦では鬼のように強かった。確かにこの強さなら、渾沌の戦士が目指すのも分かる気がする。【耐】が5というのも大きかった。結局魔法攻撃の集中砲火を食らって死にましたが(笑)。
ストレインガイダンスはトゥルクコォルから受けた傷が癒え次第、再びオールドワールドへ戻ってくるでしょう。その時はまた対戦お願いします!



-おまけ-
おうち





今回出ていた2戸あった幽霊屋敷の一つ。
名前はズィルヴァニアファミリー~森の中の小さお屋敷~
命名はトカゲ(北)さん。その名前に周りに居た人達が爆笑しておりました。
 
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明けましておめでとうございます。湊です。
今年もマイペースで生きていこうと思います。


・・・思いっきり、年が明けてから10日以上経過してしまいました・・・・・・どうもすみません・・・


で、気を取り直して、新年初ペイント!趣味人の皆々様であれば、新年は書き初めではなくペイント初め!我が輩も趣味人らしく初ペイントを行いました!!


じゃじゃーんっ!初ペイントのディーモン・プリンスです!!
デーモンではなく、ディーモンです





・・・せめて辰年なんだからドラゴン塗れよ・・・自分で言うのもアレだけれど・・・・・・

このディーモンプリンスは7版のWoCのアーミーブックに載っていたのに、出たのは割と最近。メタルかと思いきや、コンバージョンパーツ豊富なプラキット。非常に楽しそうなキットだったのですが、我が軍にディーモンプリンスを迎える予定がなかったので、発売してからも様子見状態でした。
しかし今回、ストームオブマジックを遊び倒すために購入。ホビーセンターから帰るや早速組み立て、寝る間を惜しんでペイントしました。

キットは殆ど説明書通りに組み立てました。けれど、角があまり趣味で無かったためにバッサリ切り落としてゴールゴンの角と交換。アクセサリーもゴールゴン&サイゴールのキットから流用。特にガイコツの全身像はお気に入りです。
ペイントは・・・・・・実はこのディーモンプリンス、白でペイントするつもりでした!しかし、腹筋などのスジに陰影を出すため流し込んだ水に薄めたSHADOW GREYが思いの外自己主張してしまい、いつの間にやらブルーなカラーリングに・・・まあ、こっちはこっちで格好良くなったからいいのですが・・・しかしどう見てもティーンチになってしまった・・・でも鎧とかは黒なので、アンディバイドですよ!他の烙印刻んで出てくる事もあるよ!!・・・まあ、現状ワードセーヴィング4が非常に魅力的なので、ティーンチの烙印刻んで出撃する事が多そうですが・・・・・・

設定としては、サマンスレイヴの復讐相手。彼によってサマンスレイヴは人生を狂わされ、魔道を進む事になりました。
真名は不明。我が軍では“ストレインガイダンス”という通称で呼ばれています。
仕えている暗黒神の正体も不明で、彼の雇い主を巧妙に隠すために敵となる暗黒神の恩賞も受け取っています。
彼の右角にぶら下がっているガイコツは、ストレインガイダンスが人間だった頃の遺骸。ディーモンプリンスとなった今でも、彼は自分の遺骸を肌身離さず持ち歩いています。そのガイコツは渾沌の力で歪んでおり、ストレインガイダンスの魂の一部を組み込む事で授肉して、様々な身分や姿になりすまし、帝国内の新たなる“内なる敵”を増やすべく暗躍することもあります。
サマンスレイヴもそのガイコツによって人生を狂わされた為、ストレインガイダンスが自分の復讐相手である事に気付いていません。しかしストレインガイダンスは知っている。イーサンの軍団にストレインガイダンスが加わったのは、サマンスレイヴの監視目的。彼の主の大いなる計略のために、彼は不気味な双眸をサマンスレイヴへと向け続けるのです・・・・・・

設定は以上です。
正直、サマンスレイヴの復讐相手を作るのはゲームとしてはどうなのか(ただでさえ、我が軍ではガルラーク先生とヘルキャノンとの間に非常に深い溝があるってのに)と思っていたのですが、ポイント的にソーサラーロードとディーモンプリンスが同時に戦場に存在するというシチュエーションはそうそうないと思うので、作ってしまいました。まあ、両方入れられるような大規模戦で「お、お前はあの時の・・・・・・」「くはははは、ようやく思い出したようだな魔術師よ!」みたいな展開になってゲームそっちのけで内輪もめしていても、それはそれでネタ的に美味しいかな、と思っています。


今年の目標はもちろん、最低一戦ストームオブマジックで遊ぶ事!そして、ケイオスウォーリアーを総勢40体の大部隊にする事です!!
上の写真を見ても分かるように、ストームオブマジックは神秘の柱を買いました!祝・初GW純正製情景モデル制作!!まだ箱を空けただけなのですが、無茶苦茶わくわくしています。
あと、うっすら気付いている方も居られるでしょうが、ゴールゴン&サイゴールも購入しました。組み立てはもう終わっており、あとはアンダーコートをしてペイントをするだけ。実はね・・・サイゴールが新年初ペイント予定のミニチュアだったのですよ・・・あんまりにもディーモンプリンスが格好良かったから、ディーモンプリンスを先にペイントしてしまったけれど・・・・・・


去年はあまりゲームが出来なかったけれど、今年は思いっきりゲームをしたいな!とにかく、今年もよろしくお願いします!!
 
どうもこんにちは、湊です。

先週、MDDの方々と共にホビーセンター中野店に遊びに行き、1500ポイントずつ出し合って調和の陣営vs破壊の陣営で3000ポイントのノーマルバトルを行いました。

そのバトルをバトルレポートとしてまとめたので、ご覧になってください。ゲーム記録ではなく、物語調にしました。ちなみに使用したシナリオは〈4,流血と栄光〉です。

以下、バトルレポート。


ズィルヴァニア北西、かのおぞましきモードヘイムと悪名高きヘンペルホフ城に挟まれ、その地に住まう民からさえも忌み嫌われる飢餓の森。かの森は、生い茂る生き血を啜る茨によって行く手を阻み、それでもなおこの地に足を踏み入れる愚か者達は、森を徘徊する死霊によって魂を刈り取られるという・・・・・・


トゥームキング!






その呪われし森に、アルカディザール王の時代に奪われた古の財宝を奪い返し己が武勲を立てるべく、目覚めたばかりの若きファラオを頂に置くトゥームキングの一団が進軍。

ヴァンパイアカウント!






自らの地を汚す赤砂漠からの不作法な来訪者共に来客の作法を教えるべく迎撃に出たカイン・フォン・カーシュタイン率いるヴァンパイアカウントと小競り合いを繰り広げ、両軍の衝突は七日目にして半ば膠着状態となっていたが、新たなる軍勢の出現により戦況は大いに拡大する。

ウォーリアー・オブ・ケイオス!






一つは、ケイオスロード“異端たる”イーサン卿に仕える召喚師、サマンスレイヴ率いるウォーリアー・オブ・ケイオスの軍勢。

リザードマン!






それを追って現れた、大予言を成就させるべく数々の悪名高きケイオスロード達を殺戮してきた“渾沌狩り”の異名を持つスラン、トゥルクコォル率いるリザードマンの軍勢。


トゥルクコォルは、スキンクプリーストのトゥクトクが放った斥候から得た情報を元に利害関係が一致した事を確認すると、即座にトゥームキングとの一時的な同盟関係を結び、サマンスレイヴはこの戦が終わった後トゥームキングの持つ“ある財宝”をこちらに引き渡す事を条件に、カイン・フォン・カーシュタインと不浄な盟約を結んだ。


飢餓の森!!






この二つの軍勢が戦に加わった事により、戦況は拡大。単なる小競り合いから、破壊の陣営と調和の陣営がぶつかり合う流血と栄光を求める大規模な戦闘へと発展した。

突撃!!






同盟が結ばれるとすぐに、トゥルクコォルは見事な采配によってファラオを守護する精鋭達と共同戦線を張り、雪崩のように押し寄せ耳障りなうなり声を上げる蛮族共を蹴散らすべく突撃させ、

チャリオットvsグレイヴガード!!






若きファラオはウォーリアー達の弓矢による援護を背に、チャリオットの軍勢をヴァンパイアカウントの精鋭たるグレイヴガード達へと差し向けた。


当初、トゥームキングのカスケット・オブ・ソウルによる雷撃や、トゥルクコォルが放つ数々の規格外な大規模魔法、奇妙に歪む魔力の風によって繰り出す魔法を乱されたカイン・フォン・カーシュタインの乱心など、戦局は調和の陣営が有利に思われたが、スフィンクスに向け差し向けられた冷たき手を持つケルン・レイス、精鋭達を差し向けてなお怯まぬ蛮族共の捨て身の猛攻により隊列を乱され、さらには敗走していく蛮族共に深追いしたトゥームガードに不意打ちを仕掛けたグレイヴガード達の反撃により、戦局は徐々に破壊の陣営側へと遷っていくが、どちらの士気も崩壊する事無く、戦いは再び膠着状態へと陥った。


レイスvsスフィンクス








ザウルスウォーリアーvsケイオスウォーリアー







均衡の瓦解は、トゥルクコォルによって引き起こされる。同胞へとプ・ハの守りを掛けたトゥルクコォルは、不運にも抗えぬ大魔力を発生させてしまい、その結果次元のとばりが乱れ、トゥルクコォルは〈渾沌の領域〉へと吸い込まれてしまった。
トゥルクコォルがいなくなっては、いかに冷静で士気の高いリザードマンといえども、その士気を保つ事が出来ず徐々に隊列が乱れていき、残存兵達は戦場から離脱する事を余儀なくされた。この戦に勝ち目が無くなったと判断した若きファラオも残された配下と共に飢餓の森を抜け、ズィルヴァニアを後にした。不作法者共の躾に満足したカイン・フォン・カーシュタインも、この戦で新たに加わった不死者達と共に自らの領地へと兵を引き上げていった。



そのどさくさに紛れ、サマンスレイヴは自分の残った僅かな手勢を連れて、戦線を離脱しつつあるファラオの軍勢へ奇襲を敢行。見事、ファラオが所持する、かの高名な魔術師であるカドンが書き記した束縛の巻物を数本奪取することに成功した。
サマンスレイヴはこの巻物をこの若きファラオが所持している事を突き止め、奪取する機会を伺っていたのだった。束縛の巻物を手に入れた事によりサマンスレイヴはさらに強大な魔物を召喚し、支配する事が出来るだろう。しかし彼は気付いてない。これが自分をさらなる破滅へと導く策略深き暗黒神の罠だということに・・・・・・


次はストーム・オブ・マジックだ!







バトルレポートは以上です。自分の突然の思いつきに、熱い設定やキャラクターの名前を送って下さったMDDメンバーの皆様、本当にありがとうございます。
バトル結果は、破壊の陣営側の勝利。ようやく連敗記録がストップしました!(笑)

流血と栄光は初めてやったシナリオだったのですが、接近戦が多く、非常に白熱したバトルが楽しめました。
最後はスランの消滅という、その場にいた誰もが予想し得なかった意外な結果で幕を下ろした今回のバトルでしたが、終始笑いの絶えない非常に和やかで気持ちのよいゲームでした。それぞれの勢力全てに見せ場のあった、非常に面白いバトルだったと思います。バトルが終わった後、近くの中華料理屋さんでみんなとウォーハンマーとTRPG談義に花を咲かせながら食事をして解散。非常に充実した1日でした。

いつも同盟戦で自分は“放浪者”ウルフリックやイーサンを使っているので、マジックフェイズは半ばオミソ状態になっているのですが、今回はレベル4ウィザードのサマンスレイヴを引っさげての参戦だったので、マジックフェイズの駆け引きにも参加しました。慣れないマジックフェイズ、ヴァンパイアカウントの方の足を引っ張ってしまいました。申し訳ありません。
今回のバトルで、マジックフェイズの駆け引きは、どの魔法をディスペルするか、ではなく、どの魔法を通していいのか、というものだと気付かされました。目先の利益を優先したディスペルより、大局を見通したディスペル。本格的にマジックフェイズで駆け引きの出来るレベル4ウィザードの投入により、ようやく自分のアーミーも8版仕様になったように思えます。

このバトルで一番楽しみにしていたのは、トゥームキングとのバトル。新版はおろか旧版のトゥームキングとも一度もバトルをしたことがなかったので、非常に楽しみにしていました。戦った感想として、三列チャリオットがタフで怖い。そして、ウォーリア―の弓矢5、6ヒットが予想以上に驚異でした。今回はケルン・レイスに止められてしまったスフィンクスも、大暴れしていたらどうなっていたか分かりません。トゥームキング、侮りがたし!

今回が初出撃だったサマンスレイヴは、スピアを持ったザウルスウォーリアーの尋常じゃない回数の攻撃を全て防ぐという活躍をしてくれ、さらに無事に生還してくれたので大満足。しかし肝心の魔法は全部ディスペルされてしまい、接近戦で殴っている事の方が多かったのが残念。一応、レベル4ウィザードなのに・・・

今回の自分のアーミーのMVPは、大部隊を30体2部隊で編成し直したマローダーの皆様。正直、ザウルスウォーリアー、スラン合流のテンプルガード、トゥームガードの3ユニット同時突撃には死を覚悟していたのに、捨て身覚悟の攻撃でその3ユニットに大損害を与え、海賊マローダーに至っては、一度離脱してから戦線復帰という凄まじい活躍をしてくれました。正直、カスケット・オブ・ソウルによる雷撃で隊列を削られまくっていたケイオスウォーリアーより、いい仕事してくれた。

今回の残念賞はヘルキャノン。一度も暴走せず、吐き出した砲弾は全部空振り。きっと機嫌が悪かったんだ。そうに違いない。もしくは変な物食べて食あたりでも起こしていたのか。

さて次は、ストーム・オブ・マジックで遊びたいと思います!!



-追記-
私の新相棒、“召喚師”サマンスレイヴをRoRに掲載して頂きました。Rmanさん、本当にありがとうございます。
RoRには管理人であるRmanさんを始め、全国の趣味人の皆様の素晴らしいミニチュアの数々が掲載されているので、ウォーハンマーに興味のある方は是非是非ご覧になって下さい。
-RoRへ-
どうもこんにちは、湊です。

ウォーハンマーFBで遊ぶにあたって、色々とロスターを直してみるとウォーシュライン作るより、ヘルキャノンをもう1門(もしくは1頭)入れた方がいいかなと思い、前に購入したストックを引っ張り出してきました。


ヘルキャノン、それは制作する上である種の覚悟を決めなければいけないキット。
何故なら・・・・・・

メタル分100%!






・・・お分かり頂けただろうか?
ヘルキャノンはあの大きさで、オールメタルなのだ。プラモデルのようにパーツごとに分割されているが、オールメタルのメタルキット。ピューター製。パーツ一つ一つが、非常に重たい。これを作るには、「さて作るか・・・」という軽い気持ちではいけない。ハチマキをぎゅっと縛って自分の両頬を叩き、「やるぞ!さあ、来い!!」という勢いと気概が無ければ、このキットの放つオーラに飲み込まれてしまう非常に恐ろしいキットなのだ(注:誇張表現あり)。


キャノン内部






一番大きなパーツであるバレル部分は肉抜きされている。この肉抜き部分が、まるでキャノンの内部構造みたいで、湊さんはヘルキャノンのパーツの中でこれが一番気に入っている。
ちなみにウォーハンマーを始めた当初、湊さんはヘルキャノンはプラキットだと思っていた。こんな大きなキットがメタル製だとは、思ってもみなかったのだ。これがヘルキャノンだよ、とスタッフさんに見せられた時、目玉が飛び出るほど驚いたのは言うまでも無い。

組み立て終了!






組み立て終了しました。この状態で秤で量ってみたら310グラム。案外少なくて拍子抜けだけど(予想では500グラム越えていると思っていた)、ミニチュアである事を考えたらかなり重たいと思います。

ちなみに組み立てですが、最初の方でかなりオーバーに書きましたが、実はしっかり段階を追って作っていけば意外と難しくなかったりする。特別な技法は一切必要なく、いつものように大型のメタルミニチュアを制作する技法で丁寧に組み立てていけば、誰でも格好良く組み立てられます。パーツ数が多いだけ。ただし、昔の湊さんのように「ヘルキャノンを早く使いてぇ!」と勢いで作ってしまうと、逆にこんがらがって制作期間が延びてしまうので気をつけよう。あと、キットが重いのでアンダーコートする時に落下させないように細心の注意を量りましょう。湊さんは前回アンダーコート中にヘルキャノンを落下させ、車輪が外れた悲しい思い出があります。


完成!!






ペイントを施して完成!格好いい!!
前回のヘルキャノンはコーンらしくメカメカしいペイントにしたけれど、今回は“キャノンに見えて実はディーモン”という設定に従って生き物らしいペイントにしました。ケイオスドワーフも、前回は“ケイオスに染まった悪いドワーフ”程度の認識しか無かったのでヒゲは黒いままにしましたが、Rmanさんの色とりどりヒゲの鮮やかなケイオスドワーフ達を見てWARLOCK PURPLEでペイントしました。

ヘルキャノンさん






ヘルキャノンをクローズアップ。バレルや内蔵めいた所はTALLARN FLESHでペイントした後、ウォッシュのBAAL REDを塗り、GLOSS VARNISHで仕上げています。触ったらぷにぷにしてそう。大きなタイヤにはケイオスらしいキャップがついていたのですが、内部のギアが無茶苦茶格好いいので、あえてキャップは付けていません。

エンジン?






後ろはこんな感じ。エンジンのようなものが備わっています。ヘルキャノンはこのエンジンの下にある焼却炉に死体をくべて、その死体から取り出した魂をエネルギー弾に変えて敵陣へとぶっ放すのです。


なお、ヘルキャノンは、このキャノンに閉じ込められたディーモンの魂が束縛を嫌ってのたうち回るので、実は鎖や杭などで強引に束縛されており、キットもそれを再現するために鎖や杭などが入っているのですが、私はそれを使いません。
何故なら、私のヘルキャノンはキャノンをぶっ放すよりも前線に突っ込んでいく事が好きだからさ!ケイオスドワーフの【気】が9あっても関係なく、平気で暴走チェック10以上を叩き出し、相手が誰であろうと勇猛果敢に突っ込んでいく我がヘルキャノン。そんなヘルキャノンを鎖やら杭で縛り付ける事など、ほぼ不可能!好きなだけ暴れまくってくればいい!!そういうことで、ヘルキャノンには鎖や杭を付けていません(あと、ごちゃごちゃ付けない方が持ち運びが楽という理由もある)。



このヘルキャノンが出来た事で、我がケイオス軍もヘルキャノン2門体制になりました。これで片方のヘルキャノンが暴走チェックに失敗しても、もう片方が成功してくれるはず。両方暴走したときは・・・うん、仕方が無いな・・・・・・
 
どうもこんにちは、湊です。

ウルリックさん!






写真は“屠る者”ウルリック先生。割と結構前に完成していたのですが、掲載するのが遅れていた代物。
スペースウルフをやるなら、スペシャルキャラクターはンジャルさん!と決めていたので、このミニチュアにはあまり興味はありませんでした。しかしコデックスを読んでみると、この人、無茶苦茶格好いい。傷ついた狼団長を守るために孤軍奮闘したり、狼団長の器があるのにそれを辞退するとか、まさに漢の中の漢。豪傑、という言葉が相応しいオッサンで、非常に気に入りました。なので、ペイントはかなり楽しく出来ました。両足の膝小僧のマーキングは、思ったより上手く出来て気に入っています。


で、本題。
ゲームソフトSPACE MARINE、ストーリーモードクリアしました!
久しぶりの電気で遊ぶゲーム。いや、楽しかった楽しかった。40kをあまり知らない僕でも、このダークで退廃的な世界観にどっぷり浸かりました。

難易度は初めなので、ノーマルを選択。最初はおっかなびっくり進んでいき、段々慣れたところでスクィッグが登場。これはFBでも出てくる奴なので、「おお、可愛い奴め」とかニヤついていたら、いきなり自爆。ちょ、ちょっと待って!ちょっと待って!そんな我が輩の声が聞こえないらしく、続いて何匹も自爆特攻。ゲームオーバー。ふざけんな!卑怯だろ!とロード中の画面に向かって叫んだのは、メダロット2でゴットエンペラーにぶっ殺されて以来だろうか・・・とにかく、そのぐらいのめり込みました。

ゲームは敵をスタンさせて留めを刺すとライフを回復できるシステムで、この留めを刺す演出がとにかく格好いい。スローモーションで、これでもかっというぐらいにウルトラマリーンの格好良さが拝めます。しかしやり過ぎると、他の敵に寄って集って集中攻撃食らいます。ライフが足りない!よし、あそこのオルクでライフ回復だ!ぐはっ、集中砲火!ゲームオーバー!!!の絶妙なコンビネーションを何度も何度も体験しました。いや、もう、ラスボス付近までずっと。
後半、ケイオスの軍勢が迫ってくるのですが、ブラッドレターの尋常じゃない素早さに涙目になることもしばしば。うっかり、「同じコーンを信ずる者同士どうか仲良くしましょう・・・」と何度口走った事か・・・(異端審問官に聞かれていない事を祈る)。

このゲームをやると、いかにスペースマリーンが貴重な戦力で、かつ帝国中から尊敬を集めている存在かが分かります。ゲームをやって、改めてスペースマリーンという存在の大きさに触れたような気がしました。まだトループすら揃っていないのですが、今すぐにでもスペースウルフで遊びたいぐらいに。

ちなみにこのゲーム、オンラインでも遊べるゲームなのですが、私のPS3はネットに繋がっていないので遊べません。なので、もう一度ノーマルで遊んでから、ハードモードにチャレンジしようと思います。次はFB版のこういうゲームで遊びたいな。
 
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同人ゲームサークルKettleにて、作文担当をしている人。
ネジと歯車とゼンマイが好き。
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