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どうも久しぶりにございます。湊です。
今回は5月に秋葉原イエローサブマリンでウォーハンマーFBを遊んだ時のバトルレポートをお送りします。
バトル規模は3200(リザードマン&トゥームキング)VS3200(WoC&ヴァンパイアカウント)の同盟戦、形式は物語風。シナリオは『5.接近遭遇』です。また写真が少なくて申し訳ありません・・・・・・

・・・・・・スタール河。
その雄大なる河の源流はエンパイアの地を越えた最果て山脈から始まり、オストマルクやタラベックランド、スターランドに果ては天主シグマ-の御力の及ばぬズィルヴァニアなどの周辺属州の州境を為している。
かの悪名高きカーシュタイン一族によって穢されたズィルヴァニアは言うに及ばず、呪われた都市たるモードヘイム跡を通り過ぎてなおも一切穢れず日の光を浴びて輝くその流れは、この河そのものに神聖が宿っているからであると、場末の吟遊詩人はリュートをつま弾きしゃがれた声で吟じた。それを耳に挟んだ終末思想家は「その神聖の源である天主シグマ-の力は、年を追う毎に弱まっている。終焉が近づくにつれ、スタール河は濁り澱むだろう!」と酒の席に水を差し、気の荒い酔漢共に制裁を受ける。やがては“しみったれた”詩を吟じる吟遊詩人も同罪だと言わんばかりに彼らによって追い出され、若い吟遊詩人によって酒場に相応しい賑やかな流行の詩が酒場を満たす。スタール河の周辺に暮らす民は、壮大なるスタール河が濁り澱む様など夢にも思わないのだ。

だがそのスタール河の流れが、何の前触れもなく緩慢になった。浅瀬は日に日にぬかるみに変わり河は幾つもに分断され、流れる水は日の光を浴びても煌めかず、絶えず饐えた臭いが漂う穢らわしき河に成り果てた。


トゥルクコォル軍





トゥルクコォルはそれが渾沌の影響であると結論づけ、隊を二分しスターランドへ引き返した。実際汚泥からは穢らわしきナーグリンク共が湧きだしており、河の周辺では疫病が流行り出していた。トゥルクコォルは配下に命じ、周辺の浄化を始める。その浄化の対象はナーグリンク共だけでなく、疫病に掛かった病人や作物にまで及び、辺りは一面不毛の地となった。渾沌の汚染拡大は、大計画達成の障害となる。達成が遅れれば、渾沌をさらにのさばらせる結果に繋がる・・・・・・それを踏まえての判断であった。

トゥルクコォルの浄化範囲は拡大し、スターランドの国境を越えズィルヴァニアへと及ぶ。幸いこの一帯へのナーグリンク共による汚染はさほど広がっていなかったが、この一帯は自然法則がねじれ歪み穢れた地。この地に渾沌の汚染が広まれば、その被害はスターランドの比ではない。渾沌に穢れる前に、この地一帯を浄化する。冷静に判断し、トゥルクコォルは呪文を紡ぐ。

その時だった。


カイン・フォン・カーシュタイン軍





カイン・フォン・カーシュタイン率いる一団が、歪んだ木々を薙ぎ倒しながらトゥルクコォルらへと迫る。トゥルクコォルにとって浄化であったその行為は、彼にとって己の領民への野蛮な虐殺行為。カイン・フォン・カーシュタインは剣を抜き放ち、死者達を率いてトゥルクコォルへと襲いかかる。この不意打ちを予見できなかったのか、トゥルクコォルらの軍勢はズィルヴァニアから撤退し、スタール河を越えオストマルクへと戦線を移し始めた。

トゥームキング軍





トゥルクコォルは決して撤退したわけではなかった。
引き上げた先には、前回のスターランドでの戦いで敗走した友軍との合流を果たすべくスターランドを目指すトゥームキングの一団が存在していた。トゥルクコォルは伝令を送り素早く彼らと同盟を結ぶと、戦線を押し戻すべく進撃を開始した。


イーサン軍





トゥルクコォルの姿を見て、ほくそ笑む影が一つ。
ティーンチ神である。かの禍つ神はイーサンの魂へ刻み込んだ支配の烙印と同じ刻印を虚空になぞり、イーサンとその軍勢をズィルヴァニアへと召喚した。再び傀儡と化したイーサンを使ってトゥルクコォルとの戯事にふけろうと考えたのである。
ティーンチ神はさらに近くのヴァンパイアにも同じ刻印を刻み込むべく、その奇妙な腕を伸ばす。が、すぐに魔力の風が乱れ、禍つ神の魔法は霧散した。


バトル!





ティーンチ神の邪な思惑、慈悲深きナーグル神が耕した豊穣なる土壌、そしてズィルヴァニア荒んだの風。それらが合わさって奇妙な運動を繰り返し、周囲の魔術的な法則をかき乱していた。ティーンチ神は兄弟神の姿を煩わしく思い描き、苦々しく己の腕を引き戻す。下界ではカイン・フォン・カーシュタインとイーサンの配下である“狂信者”ゴリアテとの間で一時的な同盟関係が結ばれ、トゥルクコォルの脅威に備えるべく急ごしらえで隊列を整え始めていた。

その魔力の引き寄せられるように、ハインリッヒ・ケムラーが常闇のごとき暗き森から姿を現した。彼は狂気を孕んだ声でぶつぶつ呟きながら行く手を阻むスケルトンを押し抜け、カイン・フォン・カーシュタインにうやうやしく膝をつくと、彼の配下の一つをを自分に任せるよう懇願した。カイン・フォン・カーシュタインは礼を尽くしたハインリッヒ・ケムラーに一部隊を下賜し、それを指揮するように命じた。


トゥルクコォル様





轟々と、渾沌を体現するかのごとく魔力の風が吹き荒ぶ。風は意思を持つかのごとく猛り狂い、トゥルクコォルへ向けその凶悪な顎を広げた。しかしトゥルクコォルは動揺する配下達を右手でなだめ、取り出した宝珠を左手で掲げる。宝珠から発せられた光は魔力の風を退け、弾かれた魔力の風は行き場を失い暴走し、逆流した魔力が破壊の陣営を襲った。この逆流によってイーサン配下の“狂信者”ゴリアテは重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされた。もっとも、魂も肉体もティーンチ神へ売り渡した彼は、この暴走も親愛なるティーンチ神からの恩賞であると喜んでいたのだが・・・・・・

スタール河!





若干干上がったとはいえ、スタール河を渡ることが危険なことに変わらない。ナーグル神によって耕され悪臭を放つヘドロが河を渡る者達のくるぶしを掴み、その者らの動きを緩慢にした。

ヘルキャノン撃沈!(近くにゴリアテさんもいます)





トゥルクコォルからの要請を受けてカスケット・オブ・ソウルから放たれた聖なる魔術が、醜悪なヘルキャノンを粉砕する。
これ以上の歪みを看過できるほど、トゥルクコォルに余裕はない。大計画成就を阻害する障害は例え小石といえども取り除かねばなるまい。


イーサン・・・





ティーンチ神の束縛によるものか、それともこの異変の影響か。イーサンは完全に狂気に犯され、正気を失っていた。彼は奇っ怪なディスクを召喚し、配下と共にザウルスウォーリアーへ無謀な突撃を仕掛ける。しかし正気を失った彼の出鱈目な槌の一撃はザウルスウォーリアーにとってもはや攻撃ではない。難なく躱し、イーサン達を退ける。イーサンの配下達は正気を失った彼を連れて敗走を開始した。

ハインリッヒ・ケムラー!!





ハインリッヒ・ケムラーは身も心も堕落し歪みきり、常に絶え間ない狂気に犯されているが、指揮官としての采配は決して衰えては居ない。エンシェントステガドンが河に入り込んだ隙を見計らい、グレイヴガード達を引き連れて襲いかかる。
カイン・フォン・カーシュタインに対する忠誠は、一時的なものに過ぎない。仄暗き野心を秘めた彼はこの異変を利用し、己の力をさらに高めようと企んでいたのだった・・・・


クリプトホラーVSウォースフィンクス





汚泥を踏みつけ進軍するウォースフィンクスの行く手をクリプトホラーが阻む。
いかなウォースフィンクスといえど巨大なクリプトホラーを蹴散らすことは難しく、この戦いは膠着状態に陥った。


白熱!





干上がった河原をスケルトン・チャリオットの集団が雄叫びと共に駆ける。一丸となったチャリオットは屈強な戦士はおろか伝説のドラゴンさえ粉砕する。死を知らぬ魂無き彼らでさえ、決して例外ではない・・・・・・

初めて出た狂気の奮戦!





イーサンの首級を奪うべく追撃するザウルスウォーリアーらをマローダーの残存部隊が阻んだ。正気を失い狂気に犯されたとはいえ、イーサンは忠誠を誓う主。喩えこの身が砕けようとも主を守る。玉砕を覚悟し、マローダー達は狂気の奮戦を開始した。

死屍累々・・・





隣陣では、カイン・フォン・カーシュタインも予想以上に逆流した魔力によって負った傷が響いており、配下を伴って撤退を開始していた。もはや破壊の陣営に戦力は無い。残存兵力は全てトゥルクコォル軍とトゥームキング軍らによって虐殺され、大きな屍山が築かれた。

トゥルクコォルは穢らわしき死体などには目もくれず、当初の目的を達するべく再び周辺地域の浄化を開始した。この浄化によってオストマルク、タラベックランド、スターランド、ズィルヴァニアなど、スタール河周辺地域に住まう人々や領地に甚大な被害が生じる結果となる。だが、その犠牲によって渾沌の力がオールドワールド中に蔓延することを阻止できた事を人間達は知らない。

この事件は帝都アルトドルフまで届き、皇帝カール・フランツの耳にまで届く結果となった。憤った大臣達はすぐに大規模な軍を編成し野蛮なリザードマン達への報復をカール・フランツへ進言する。聡明な皇帝はその進言を聞き入れたように装い、真の脅威に備えるべく大軍の編成を開始した。昨今オールドワールド中で広がる異変から、皇帝カール・フランツは気付いていたのだ。この世界の終焉を。新たなる渾沌の時代の訪れを。その脅威から己の愛する臣民を護る事こそ己の宿命である事を・・・・・・!



嵐が吹き荒ぶ。
荒れ狂う魔力の嵐が。
定命の者らよ、牢記せよ。
終焉の刻は・・・・・・・・・近い。



バトレポは以上です。
戦闘結果はケイオス&ヴァンパイアカウントが途中で投了、リザードマン&トゥームキング連合軍の圧勝となりました。おめでとうございます!次こそ勝利を我が手に!!

このバトルでイーサンは彼の行う全ての戦闘において回5の攻撃をヒットロール全て外すという前代未聞の狂乱っぷりを見せつけたので、“狂王”という二つ名を冠することに。どうやら、今回もまだ魂をティーンチ神様に弄ばれているらしい・・・・・・
今回のバトルは序盤から魔力の暴走が起きたり、凄まじい量のパワーダイスが生み出されたり生み出されなかったりともの凄く奇妙な魔力の風が吹き荒れていました。

自分の戦略ミスとしては、ディスク騎乗で有りながらイーサンがまったく飛行能力を使わず終始ケイオスウォーリアーに合流していた点と、ポイントかつかつでディスペルスクロールさえ持てないのに、万秘の書を使って疑似ウィザードにアーミースタンダード・ベアラーをしてしまった点が上げられます。特に二番目が痛い。疑似ウィザードにしなかったら、魔力逆流で死亡することはなかったから。ちなみに、この2番目のミスはこのレポート書いている時に気付いたんだ・・・あんまり旨味ないのにどうしてアミスタを疑似ウィザードにしてしまったんだろう・・・・・・(多分、新ミニチュアのお披露目がしたかったからだ!仕方ない!)
イーサンが常にケイオスウォーリアーに合流していたのは、スキンク達から暗殺されるのを阻止するため・・・・・・だったのですが、幸運の盾と守護の魔除けで完全防備していたから食らっても痛くなかったはず・・・・・・とは思うのですが、あの時のダイスの神様からの見放されっぷりは凄まじかったので、これはこれでよかったかも。次回からはディスクのきちんとした運用を考えます。

ディスクの製作ですが、こんな感じに行いました。
ディスク・オブ・ティーンチ





作り方は非常に簡単。フライングベースに固定した小テンプレートにひたすらグリーンスタッフを盛って、水に濡らしたスパチュラで形を整えていく。それだけ。完全に円形なので前後の区別を付けるべく、前方にケイオスナイトのランスを取り付けました。中央のくぼみはイーサンをセットするためのものです。

ディスク裏側





裏側はこんな感じになってます。予想以上にグリーンスタッフを消費したので、裏面は一部グリーンスタッフですが、大部分はボンドを塗ってサンドを撒いて作っています。そのままテンプレートむき出しにせずサンドを撒いた理由は、元々地面にスライム状の存在が同化してディスクになるというアイデアだったのと、この小テンプレートの素材が不明であり、万が一ABS樹脂製だった時に断裂阻止する為のコーティングの役割を果たしています。まあ、本当にABS樹脂だったらこの程度のコーティングは多分焼け石に水だろうけど・・・・・・

ゲラス





このディスクとほぼ同時期にケイドワのキャラクターを製作しました。“雄牛の瞳”ゲラス・アルデバランと名付けています。
やっぱケイドワは長帽子でないと!を合い言葉に、被っているヘルムを延長して長帽子に。頭頂部は旧ロングベアードのシールド、天辺の飾りはケイオスウォーリアーの軍旗の飾りから流用しています。

ゲラス後ろ





後ろはこんな感じ。最初はペイントで済まそうと思っていた長帽子の飾りですが、この際にと彫って作りました。

ゲラスと新生イーサンの完成品は、RoRに掲載して頂きました。Rmanさん、本当にありがとうございます!掲載告知が遅れてしまい、申し訳ありませんでした・・・・・・
-RoRへ-


~おまけ~

イーサンダイス






今回あんまりにも出目が酷すぎたので、「これはきっとコーン神の象徴である髑髏を模したスカルダイスを使ってバトルを行ったからに違いない!」と勝手に解釈して、ゲームが終わった後に店内でティーンチっぽい模様のダイスを探し出して購入。これをイーサンダイスと(勝手に)命名して、次回のバトルから使っていこうと思います。

・・・しかし。
なんだか負けると次々に新しいダイスを買ってるような・・・気のせいか・・・?
こうして惚けている間にも、無意識にダイスはどんどん増えていくのだ・・・・・・
 
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どうもこんにちは、忘れた頃にやってくる湊でございます。
春!伊豆!





4月も中旬を過ぎて桜は満開を過ぎてしまったけれど、まずは春っぽい桜の写真を一枚。
3月に南伊豆に行ってきた時に撮影しました。春の伊豆はかなり久しぶりだったけれど、楽しかった。やっぱ伊豆は良いねぇ。

さて、今回のバトレポは先月3月に秋葉原イエローサブマリンで遊んだリザードマンVSWoC&トゥームキングの3200ポイント戦です。シナリオは『2.暁の進軍』、物語調のバトルレポートになっていますので、ウォーハンマーのルールが分からない方でも楽しめるかと思います。今度は(いつもよりは)写真沢山撮ったよ!
それでは、ご覧ください。


おぞまし野からスタール河を南西に下り、タラベックランドの選帝侯が文字通り“脚を取られた”事で決着を見た『レイトツィーゲル浅瀬の戦い』の合戦場とウルトバードの合間に存在する、朽ち果てた共同墓地。かつて此所はスターランドを守ってきた代々の勇敢なる戦士達が葬られた場所であったが、帝国歴2145年に起こった『ヘル・フェンの戦い』によって領内に入り込んだ不死者共によって穢され、絶えず怨嗟と怨念が吹雪く忌まわしき土地と成り果てた。現在ではこの共同墓地の名は忌み名とされ、食い詰めた夜盗さえもここを訪れる事はない。

前回の幻の戦い・・・





その共同墓地近くに渾沌の軍勢が現れた。“あるきっかけ”によってコーン神と決別し、ティーンチ神を新たな後ろ盾としたイーサン・ドミナートゥス率いる軍勢である。イーサンは先のズィルヴァニアの戦いで撤退を開始した“召喚師”サマンスレイヴと合流を果たすべく軍を進めていたが、屈強なるスタール河警備隊による予想外の襲撃によって手痛い損害を受け、数を大分減らしていた。

トゥルクコォル様





それを好機と見た“渾沌狩り”の異名を持つ偉大なるスラン--トゥルクコォルは自身の精鋭を引き連れ、行軍するイーサンを討つべく朝焼けを待つことなく、夜中進軍を開始した。
大軍を率いるトゥルクコォルに、スタール河警備隊によって数を大分減らされたイーサンの軍では敵わない。トゥルクコォル軍との直接対決を避けるべく、行軍ルートを変更する為配下に号令を下そうとしたその時、常闇よりも暗き森からトゥームキングの軍勢が姿を現した。

その軍勢は、ズィルヴァニアで奪われた“束縛の巻物”を取り返すべくサマンスレイヴ率いる渾沌軍を追うプリンス率いる軍勢であった。こちらに気付くや、一斉に手にしたグレイヴをこちらに向けるトゥームプリンスの配下達。ケイオスに恨みを抱く墳墓の王と渾沌を狩るトゥルクコォルの巨大な軍勢。この二つが同盟を組めば、いかにイーサンの軍勢が一騎当千の猛者達だろうとも一溜まりも無い。

もはや絶望的と思われたその刹那、辺りはまばゆい光に包まれた。長い夜が明けたのだ。まばゆい光にイーサンの配下らは思わず目を伏せ、再び瞼を開けた時信じられぬ光景が広がっていた。


プリンス&イーサン





先ほどまでグレイヴをこちらに向けていた墳墓の僕らがその構えを解き、こちらの軍勢に従ったのだ。それはティーンチ神の計らいであった。朝日が昇るその瞬間、ティーンチ神は己の魔術を使い、トゥームキングの一団を従順なる傀儡に変化させたのである。蛮族達は変化神の慈悲深き恩寵に深く感謝し、喜びを表すべく各々野蛮な雄叫びを上げた。だが、その喜びも一瞬であった。何よりも戯事を好む変化神は戯れに己の魔術でイーサンの魂を束縛し、彼から完全に自我と理性を剥ぎ取ってしまったのである。

戦場の様子





この世界の言葉ではない言葉で雄叫びを上げ、イーサンは己の軍に号令を掛ける。その言葉には強い魔力が宿っており、それに抗う事が出来ずイーサン、トゥームプリンスの両軍勢は迫るトゥルクコォル軍へ向けて戦闘準備を開始した。

ヘルキャノンVSエインシェント・ステガドン





高名なるトゥルクコォルは戦場を飛び交う思念のノイズから、この戦いに“禍つ神々”の邪な思惑が介入していることを感じ取り、真っ先にエインシェント・ステガドンをヘルキャノンへ差し向けた。ディーモンの魂が閉じ込められたヘルキャノンを基点として、大勢のディーモン共が《渾沌の領域》から召喚される危険性を潰す為だ。しかしいかに歳経たエインシェント・ステガドンとはいえ、巨大な鉄の塊であるヘルキャノンを破壊するのは難しい。ヘルキャノンの中に束縛されたディーモンの魂は猛り狂い、操者であるケイオスドワーフたちの命令を無視し、その顎をエインシェント・ステガドンに突き刺した。だがし、ヘルキャノンの顎は分厚いエインシェント・ステガドンの皮膚を貫く事が出来ず、二つの巨獣の凄惨なる対決は決着が付く事無く膠着状態に陥った。

スケルトンチャリオット!





声こそイーサンの声であったが、軍を率いていたのは他ならぬティーンチ神であった。変化神はイーサンに与えた“第三の眼”を通じて戦況を見定め、スケルトン・チャリオットをトゥルクコォルと彼を守護するテンプルガードへと差し向けた。草木を踏みつぶし、チャリオットがトゥルクコォルの元へと迫る。しかし屈強なるテンプルガードの前ではスケルトン・チャリオットはまったくの無力であった。造作も無くなぎ払い、テンプルガード達は進軍を続ける。この歪んだ戦いの“元凶”へ向けて・・・・・・

スキンクVSマローダー





二部隊に分かれたマローダーの一つが、トゥルクコォルの背後に回るべく森を進軍していた。だがしかしその目論みは既にトゥルクコォルに見抜かれており、伏兵として忍んでいたスキンク達によって行く手を阻まれる。


トゥルクコォルVSトゥームプリンス





トゥルクコォルの一団が、プリンス率いるトゥームガードへ迫る。プリンスがティーンチ神が掛けた魔術の束縛から逃れようと必至に抵抗しておりそれが雑念となって、テンプルガードの突撃を許してしまった。束縛されていてもトゥームガードが精鋭であることは変わらない。多大な犠牲を払いながらも、トゥルクコォルの進軍を止める事に成功する。この事は変化神を大いに喜ばせる結果となった。

ファイアー!





コールドワン・キャバルリーがその機動力を生かし、共同墓地の左舷から渾沌の軍勢と墳墓の王の連合軍の本隊へ向かう。だがそれを許すほど、変化神は寛大ではない。ウォースフィンクスのブレスによってコールドワン・キャバルリーを焼き払い、そのままコールドワン・キャバルリーに向けてウォースフィンクスを進めた。

共同墓地の新たなる住人達・・・





この戦場の脅威は互いの兵だけではない。共同墓地を支配する妄執じみた怨念を持つ怨霊達が、生者達を死の帷へと誘う。彼らに誘われた哀れな魂は消滅する事さえ出来ず、久遠の時の中で狂気に犯され、生者達を誘う新たなる怨霊となるのだ・・・・・・

大ピンチ!





エインシェント・ステガドンだけではヘルキャノンを破壊することが出来ぬと判断したトゥルクコォルはもう一体のステガドンをヘルキャノンへ増援として向かわせた。

大決戦!





変化神によって授けられた知識により、渾沌の君主でありながらイーサンは魔法を使える事が出来るようになっていた。第三の眼から流れ込むトゥルクコォルの知識を利用し、朗々とした声で光の呪文を紡ぎ始める。僅かに動揺を見せるテンプルガード達を余所に瞑想を続けるトゥルクコォルは、肉体から深遠なる知識を切り離し、イーサンへと集まる魔力を凪ぎ払った。刹那、ティーンチ神とイーサンを繋ぐ精神の“ライン”が僅かにぶれる。その一瞬の隙を見逃さず、ラインの先に存在するティーンチ神を掴み取ろうトゥルクコォルは瞑想を深めラインへ迫るが、トゥルクコォルの精神がラインに到達する事はなかった。

ウォースフィンクス!





ウォースフィンクスがコールドワン・キャバルリーに向けて襲いかかる。先ほどの一件でトゥームプリンス勢を束縛していた魔術が乱れ、ウォースフィンクス本来の力が発揮された。コールドワン・キャバルリーを蹴散らし、縦横無尽に暴れ回る。魔術による束縛とそれに抵抗するトゥームプリンスの強靱な精神。相克する二つがせめぎ合い、トゥームプリンスの配下達は徐々に統率力を失い暴走し始めた。

テンプルガードVSマローダー





乱れた軍勢を潰すのは容易い。テンプルガード達はトゥームガード達を殲滅させ、そのまま蛮族共へと襲いかかった。両手に握られたフレイルを振り回す蛮族達にトゥルクコォルは光の呪文で撹乱して蛮族達を踏み砕き、リッチー・ハイプリーストが指揮するスケルトンアーチャーの部隊へと迫る。テンプルガードによってハイプリーストを討ち取られ、墳墓の王の軍勢は灰燼へ帰し始めた。

もはや戯事もここまでか・・・・・・

灰燼していく墳墓の軍勢を第三の眼から一瞥しながら、ティーンチ神は興ざめた口調で呟きイーサンの束縛を解き放った。元々退屈しのぎの些末な遊びであった。コーン神からかすめ取った新たな駒もなかなか良い動きをする。それが分かっただけで十分だ。変化神は切り離した精神の糸を自身の元へ手繰り始める。

途端。

その精神の糸が、ぷつりと途切れる。それがトゥルクコォルによるものであると気付くのに、変化神は刹那の時間を費やした。この強靱な精神を末端とは言え、断ち斬る者が存在するとは思っても見なかったのだ。変化神は嗤いを噛み殺し、トゥルクコォルの姿を凝視する。現実世界でのトゥルクコォルは瞑想を続け瞼を瞑っていたが、精神世界のトゥルクコォルはその両眼でしっかりとこちらを見据えていた。

その瞬間、変化神はトゥルクコォルは渾沌の軍勢も墳墓の王の軍勢も一切眼中になく、その視線は全て自分に注がれていたことに気付く。気付いた瞬間、ティーンチ神は散々噛み殺していた嗤いを一気に吹き出し、高らかに哄笑した。小さき存在が、自分を“敵”と見なしている。その事実が変化神を高揚させ、同時に激しい憎悪が吹き上がる。

新たなる駒など、もはやどうでもいい。変化神の興味の対象は、完全にトゥルクコォルへと移行していた。眼前のこの小さき存在が自分をどう楽しませてくれるか、ティーンチ神の思考はその一点で満たされている。変化神は踵を返し、トゥルクコォルから視線を外した。そして変化神は考える。次なる策略を。新たなる計略を。己の退屈を満たす最高の戯事を・・・・・・!


イーサン(錯乱中)





ティーンチ神による束縛から外れ、イーサンの魂は現実に引き戻された。既に己の軍勢は半数以上が壊滅している。本来であれば撤退するのが定石であろう。だというにも関わらず、イーサンはザウルスウォーリアーに無謀なる突撃を敢行した。その戦い方に一切の切れはなく、ただがむしゃらに己の得物を振るうだけ。そんなイーサンに憐憫に似た視線を送り、トゥルクコォルは己の軍勢を引き始めた。眼前で槌を振り回す蛮族など構っていられない。一刻も早く、己の軍勢をさらに巨大かつ強靱なものに仕上げなければ。この戦場を上から覗き込んでいた薄気味悪い笑みを浮かべる存在を狩る為に・・・・・・


バトレポは以上です。
戦闘結果はトゥルクコォル率いるリザードマンの圧勝でした!完敗しました。次こそは・・・・・・!
遊んで下さったトカゲ(北)さん、フェル、ありがとうございました!!

新生イーサン





今回のバトルでは新生イーサンを使用しました。うん、結局イーサンにしたんだ、名前。色々と考えたけれど、やっぱりイーサンが一番しっくりしていたのでそのままイーサンとして使うことに。ペイントはWoCのアーミーブックのケイオスウォーリアーの作例を真似して模様を書き込みました。旧ケイオス・ウォーリアーのシールドがお気に入り。
万秘の書を使って疑似ウィザードにして、第三の眼の効果で相手の呪文をいただくという戦法で運用したのですが、トゥルクコォル様の“魔力の凪”によってロックを掛けられ、殆ど魔法は使用できませんでした・・・。やっぱりレベル1ウィザードは厳しい。次回は素直に戦闘特化型のイーサンで戦おうと思います。
しかし今回のバトル、光の魔法で妨害されていたからとはいえ攻撃ほぼ外すとか、コーン神に仕えていた時以上に錯乱して狂戦士っぷりと発揮しているってのはどうなのよ・・・イーサン・・・・・・

実はこのバトル、トゥームキング側のリッチー・ハイプリーストがやられた所でWoC&トゥームキングの連合軍の投了が確定していたのですが、トカゲ(北)さんにお願いして最後にイーサンとのバトルをやらせてもらいました。イーサン殆ど出番なかったので・・・・・・無事生還したからよかったけど・・・


次回もイーサンでリベンジバトル!・・・と言いたい所ですが、今組み直している2000ポイントのロスター的にレベル4ウィザードが欲しいので次回のジェネラルはサマンスレイヴかな・・・イーサンはまだ混乱中ということで・・・・・・流石にこのいかにもケイオスロード然としたミニチュアをソーサラーロードと言い張る根性はない・・・
 
26日、再び秋葉原のイエローサブマリンで開催されたウォーハンマーのイベントに参加させて頂きました。

自分はウォーリアー・オブ・ケイオスで1500ポイント戦を1回やりました。対戦相手の方は新版になってから始めてのビーストマン、そしてin・・・ではなかった、新単位mvを使っての初バトルという始めて尽くしのバトルでした。
それでは、バトルレポートをご覧下さい。
今回は物語調ではなく、どんな事が起きたかというオーソドックスなタイプのものです。写真が少なくて申し訳ありません。この次は!この次こそはァッ!!
なお、シナリオは1、『正面決戦』です。


バトル開始!





お互いに1500ポイント出し合ってのバトル。
自分は30体マローダー2部隊、ケイオス・ウォーリアー30体、ヘルキャノン1台にソーサラーロードのオリジナルキャラクター“召喚師”サマンスレイヴを迎えました。
マローダー2部隊が主力、ケイオス・ウォーリアー部隊は合流させたサマンスレイヴの親衛隊を勤め、ヘルキャノンは3部隊を援護するために砲弾を吐き出す・・・と見せかけて、暴走して巨大なスポーンとして相手の部隊を食い止めてもいいように思いっきり前に出しています。
キャラクター1人&ディスペルスクロールなしという、かなり不安の残る・・・いや、漢らしい編成です。

対戦相手の方のビーストマン部隊!





こちらが対戦して下さった方のビーストマン部隊。丁寧なペイントが素晴らしいです。この時一番の驚異だと思っていたのは、ジェネラルが合流しているミノタウロス部隊。このドゥームブル、コンバージョンです。躍動感が素晴らしく非常に格好いいミニチュアでした。
そしてこの時、湊は気付いていなかった・・・ゴールゴンの真の恐ろしさに・・・・・・

大決戦!!





これぞ正面決戦!!といわんばかりのクライマックス・・・と思いきや、これは2ターン目表の出来事。とてもそうには思えない!
この光景を見た参加者の方から「実に8版らしい光景ですね」という感想を頂きました。この時、湊の心は折れかけ、リアル恐慌チェックを脳内でしておりました(ちなみに湊の【気】は5だ)。しかしまだこの時もゴールゴンの恐ろしさに気付いてない・・・・・・

ミノタウロスズ!





ゴールゴン強し!ゴールと共に迫るゴールゴンによって、我がマローダー部隊は壊滅しました。しかし、それだけでは終わらない・・・度重なるヘルキャノンとのバトルによってゴールゴンの攻撃回数は11にまで成長。ゴールゴンの真の恐ろしさを知って恐怖する湊。どのくらい恐怖していたかというと、その時の写真がないぐらい。ゲームで冷や汗をかいたのは久しぶりだぜ・・・・・・

隣で繰り広げられていたミノタウロスとの戦闘に敗北すれば、その時点で投了決定。
コンバージョンされたドゥームブルが無茶苦茶格好良い!一騎打ちを申し込みたい所ですが、サマンスレイヴではドゥームブルに太刀打ちできない!特にこのバトルは敗北が掛かったバトル。これで勝利したらお前をエグザルに昇格してやる!と気合いを入れて、ウォーリア―のチャンピオンを戦闘に出しました。
でも、あっさり敗北。よかったチャンピオンをエグザルとして使わなくて(笑)・・・というのは(半分)冗談で、これは計算済み。貴重な犠牲を払って、残りのケイオス・ウォーリアーとサマンスレイヴが渾身の一撃!なんと相手に8点のダメージを入れる事に成功しました。無事に投了阻止!

超巨大紫太陽!!





自分的今回のイベントの目的は、“超巨大”ズィレウスの紫太陽を召喚する事。見事目標達成!
ブーストして難易度25にまで跳ね上がったズィレウスの紫太陽は、ゴール達をなぎ払いながら通過していきました。素晴らしい破壊力!これで一気に形勢逆転か?!と思いきや、そのまま紫太陽は戦場の端へと直進し、そのまま戻ってきませんでした(泣)。
このテンプレート初めて使いましたが、雰囲気が素晴らしく戦場がよりドラマチックになったように思います。

最終決戦!





ゴール部隊とゴールゴンがケイオス・ウォーリアーに突撃!この時すでに攻撃回数11回となったゴールゴンはたった一体でこちらのケイオス・ウォーリアーと渡り合えるレベル。もうダメか・・・と死を覚悟したが、戦闘結果で辛勝。これでゴールゴンの狂乱が解けた!万歳!!さらに豪傑なケイオススポーンを屠りマローダーの残存勢力が応援に駆け付けてくれた!これなら勝てる!
しかし攻撃回数が減っても、ゴールゴンはゴールゴン。ケイオス・ウォーリアーの逃走したゴール部隊への追撃を阻む!

討ち取ったり!





見事ゴールゴン討ち取ったりィッ!
ゴールゴンを倒した事により、ウォーリアー・オブ・ケイオスの湊が勝利しました。
戦場に存在したユニットは双方ほぼ壊滅状態で、戦争の虚しさだけが静かに一陣の風のごとく戦場を通りすぎていきました。

ゲームは終始つばぜり合いのような状態で、最後の最後までどちらに軍配が上がるか分からない、非常に面白いゲームでした。
対戦して頂き、ありがとうございました。次は無茶苦茶格好いいドゥームブルと一騎打ちをさせてください!

WHFB会を開催して下さった主催者様、運営お疲れ様でした。非常に素晴らしいイベントで、とても楽しいひとときを過ごせました。心からお礼申し上げます。



このイベント後の食事で、対戦した方とウォーハンマー談義に花を咲かせた影響で新たなるケイオスロードを作ろうという制作意欲が湧きました。
現アーミーブックでイーサンはパワー不足。ならばイーサンに代わる新たなるケイオスロードを・・・!と前々から思っていたのですが、良い素体をなかなか見つける事が出来ず計画は凍結していました。
が、あんな素晴らしいドゥームブルを見て制作意欲が湧かない筈がない!アレの封印を、解く時が来たようだなァッ!!

ネオロード





実は徒歩アーケィオン、もう一体持っていたのだよ!本当はブリスターのまま永久封印する予定だったのだけれど、やっぱりミニチュアは作ってなんぼ!ブリスターを勢いよく引き破り、前々からコンバージョン用に確保してあったパーツを使ってコンバージョン。出来たのが写真のミニチュアです。

後ろ





マント部分に大きなヒケがあったので、リキッドグリーンスタッフで修正。

拡大





頭部はディスク騎乗のティーンチロードの頭部を使っており、その頭部が他のWoC系の頭部とは違う変則的な形をしていたので、メタルをナイフで削ってからグリーンスタッフでモールドを追加しました。

内訳は、素体は徒歩アーケィオン、頭部はディスク騎乗ティーンチロード、右腕はメタル版のデモニックマウント騎乗ケイオスロード、シールドは旧ケイオスウォーリアーのシールドです。

イメージはホビージャパンから出ているウォーハンマーの小説『渾沌のエンパイア』に登場するレイヴン・ホストのケイオス・ロード。あのケイオスロードにはイラストがないので完全に自分の想像なんですが、こんな感じなのではないかなーと思いながら作っていました。というか、これ出来上がった後に『渾沌のエンパイア』を読み返して、描写とか見直すと自分の想像と全然違って非常に困った。武器はグレイブで、マントはカラスの羽根。おまけに、角と角の間に巨大な単眼が浮いているらしい。今からこれを全部再現するのは難しいので(特に単眼)、雰囲気のエッセンスだけイメージに投影して制作したということにしてください(笑)。あと、これの初読時に“グレイブ”を“グレイトウェポン”と脳内変換してしまった俺に幸あれ・・・・・・

ちなみに、『渾沌のエンパイア』は非常に面白い小説です。クライマックスで大決戦を繰り広げるケイオス&エンパイアプレイヤーはもちろん、ウォーハンマーって何ぞや?という方にもお勧めで、特に血湧き肉躍るファンタジーや、戦槌を振り回して戦う美少女や、渋いオッサン、料理が得意なイケメンエルフとドワーフが大好物な方には全力でお勧めする小説です。

さて無事組み立て終わったケイオス・ロードですが、実はまだ名前がありません。バックストーリーも。完全に勢いだけで作ったので、その二つが置いてきぼりになってしまいました。ペイントが終わった後に、じっくりと考えようと思います。というか、多分イーサンの別形態として使うと思う・・・うん、間違いなく。
どうもこんにちは、湊です。

ウォーハンマー40kが25周年を迎え、世界各地の様々な趣味人の方々が25周年を祝っている事と思います。
というわけで、自分も自分なりに25周年に相応しいミニチュアをと、FBに付きっ切りで製作を中断していたスペースウルフの製作を再開してオリジナルのウルフロードを製作しました。

祝25周年!!






組み立て完了した状態。

ウルフロードの素体にウルフガード・ターミネイターを使うことは、このウルフガード・ターミネイターを購入した時から考えていました。というか、どう考えてもこのマントは「こいつでウルフロードを作ってくれ!兄弟!」という熱い思いでキットのパーツに組み込まれたとしか思えない。ならばその熱き思いに応えなければ!(笑)

うちのHQとして活躍する予定のウルフロード“新月狼”アウズと隣はスペースウルフの総大将、〈大狼〉ローガン・グリムナー。このローガン・グリムナーのモデルは前回お邪魔した秋葉原イエローサブマリンでゲットしたもの。アウズの素体であるウルフガード・ターミネイターがローガン・グリムナーより大きかった為、石を使って底上げしてあります。オルクの生首が接着されているのは、これを組み立てる前に遊んでいた40kのゲームの影響。このゲームをやってテンションを上げてから彼らを組み立てたので、オルクは必至。
ストーリーモード三週目なのに、相変わらずボム・スクイッグにボコボコにいじめられる俺に愛を下さい・・・

オリジナルのウルフロード“新月狼”アウズの詳しい設定と完成品の画像をウォーシュラインと共に、いつもお世話になっているRoR様に掲載していただきました。Rmanさん、本当にいつもいつもありがとうございます。

-RoRへ-

ローガン・グリムナーもさっそく組み立てたいと思う反面、スペースウルフの総大将なので、きちんとゲームが出来る規模のアーミーを製作してから仕上げに組み立てたいとも思う・・・うーむ、悩むなあ・・・・・・
 
いつも遊んでいる方から誘われて、秋葉原イエローサブマリンで催されたウォーハンマーFBのイベントにお邪魔してきました。
最近はホビーセンターで見知った方とバトルする事が多く、普段バトルする事の無い方とのバトルは凄く新鮮で、刺激的でした。


バトル風景





1戦目はトゥームキングの方とのバトル。
シナリオは〈5、接近遭遇〉です。

トゥームキング





隊列を組んで迫り来るチャリオットは圧巻。
ネクロポリス・ナイトと戦うのも初めての経験でした。

WoCvsダークエルフ





二戦目はダークエルフの方と。
シナリオは〈2、暁の進軍〉です。
8版では初めてのダークエルフとの対戦。魔法に射撃と無茶苦茶強かったです。


2戦やって結果は一勝一敗。個人的には大満足な戦果でした。一戦目はアーミースタンダード・ベアラーに助けられて勝利し、二戦目はアーミースタンダード・ベアラーがやられて敗北。今日ほどアーミースタンダード・ベアラーの重要性を痛感した日はありません!

ゲームをプレイ中に普段気付かなかった事に気づけたり、アーミーブックの誤植やエラッタをアーミーブックに反映していなかったことを指摘していただいたり(本当に申し訳ありませんでした)、二戦ともバトルの勝敗以上に学ぶ事が多いバトルで、非常に為になりました。

ゲームだけでなく、参加された趣味人の方達が作られたアーミーも実に素晴らしく、間近で見る事が出来て尚且つそのミニチュアをお作りになった方に直接お話が聞けるという貴重な体験もさせて貰いました。自分でコツコツ塗るのもいいですが、他の方のアーミーを見るのは刺激的でとても楽しいですね。また、RoRで交流のある方にお目に掛かれた事も、自分にとって素晴らしい経験でした。

ゲーム後、食事の時もベテラン趣味人の方に昔のウォーハンマーの話を教えて頂いたり(昔のゾートは隊列を組んでいただけでなく、宇宙ゾートなる存在が居たそうです)、こうして帰ってきて一息ついてブログを書いている今も思い出しては笑みが溢れるとても楽しい1日でした。

このような私的なブログで大変恐縮ですが、素晴らしいイベントを開催して下さった主催者の方、遊んで下さった方々に心からお礼を申し上げます。
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ネジと歯車とゼンマイが好き。
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